このページのメインコンテンツへ移動
  • 受験生の方へ
  • 高校教員の方へ
  • 地域・社会人の方へ
  • 企業・法人の方へ
  • 卒業生の方へ
  • 保護者の方へ
  • 学生・教職員
  1. ホーム
  2. 学部・大学院
  3. 学部
  4. 社会福祉学部
  5. お知らせ一覧
  6. 公務員育成チャレンジプロジェクト2019中間報告会-地域関係者の前で行政課題の解決案を発表-が開催されました
社会福祉学部

社会福祉学部
お知らせ

公務員育成チャレンジプロジェクト2019中間報告会-地域関係者の前で行政課題の解決案を発表-が開催されました

2019年07月25日

 7月18日(木)、社会福祉学部行政専修の正課外の取組である「公務員育成チャレンジプロジェクト2019」の中間報告会が行われました。公務員育成チャレンジプロジェクトとは、社会福祉学部行政専修に所属する公務員を目指す学生が、自主的に参加する取組です。愛知県、東海市、美浜町の3つの自治体の協力してもらい、初年次から学生が実際の行政課題に取り組むことで、公務員の業務に関心をもってもらい、公務員を目指す学生のさらなる動機付けを目指す取組です。末盛慶准教授、角崎洋平准教授、久保隆志助教の3名の教員が学生をサポートする体制がとられていて、入学初年次からチャレンジできる機会となっています。

 中間報告会では、学生たちは愛知県、東海市、美浜町の3つのクラスに分かれて、グループごとにそれぞれの課題に対して解決案を発表しました。また、この日は、それぞれの行政課題と関連するゲストの方がプロジェクトに参加して学生の解決案にフィードバックを行うということで、学生は、いつもにまして真剣な表情を見せていました。

課題に精通するゲストと先輩を前に愛知県の行政課題について報告する学生

 愛知県のクラスでは、久保隆志社会福祉学部助教が司会を務め、4つのグループがそれぞれのテーマの課題解決案についての報告をしました。

報告テーマ

報告課題名
1 小学生が放課後に安心して過ごすことができる居場所を確保するには?
2 ひとり親家庭に必要な支援情報をとどけるには?
3 ワンオペと言われる孤立した育児とならないためには、どうすれば良いか?
4 里親制度を知ってもらい、里親を増やすためには、どうすれば良いか?

 例えば、「ワンオペと言われる孤立した育児とならないためには、どうすれば良いか」をテーマに報告したグループは、核家族化が進んだことで、家庭内に子育てを関わることができる大人が減ったことや、コミュニティの衰退に伴い周囲に協力が得にくい環境があること、そして、労働環境などを背景に、「なんらかの理由によって一人で仕事、家事、育児のすべてをこなさなければならない状態」をワンオペ育児と定義して、その問題点について指摘しました。そして、現在の子育てを巡る問題は、家庭の中だけの問題ではなく、社会全体の問題であり、困ったときに助けを求められる環境を醸成していくことが必要だとまとめました。

ワンオペ育児を課題とするグループの報告

 それに対して、ゲストからは、「困ったときに助けを求めることはとっても大事なこと。」「家事は、両方できるのがベスト。共働きが当たり前の世の中で、これから育つ子どもには、どんどん家事に挑戦する機会を増やしていってほしい。」など建設的な意見があった一方で、ひとり親家庭の相対的貧困の状況や、その原因のほとんどが養育費の不払いにあることなど現状に対する深い認識が伝えられました。また、行政用語にまだ不慣れな学生に対して、「補助金」と「負担金」の違いについてや、「自助」と「公助」の理解について、どこまで民間で対応して、どこから行政が対応しないといけないのかといった鋭い質問もありました。また、行政専修の先輩たちも後輩の報告に対して親身になってコメントをおこないました。

特定非営利活動法人子ども&まちネット伊藤氏

愛知県母子寡婦福祉連合会の山本氏

知多児童・障害者相談センター松永氏と愛知県里親会連合会の柴田氏

後輩の報告にコメントする行政専修の先輩

 その後、課題別にグループに分かれて、提案のブラッシュアップが行われました。学生たちは、ゲストの方の濃密なアドバイスを必死にメモを取っていました。そして、真剣な表情で質問をしている姿がとても印象的でした。

 担当する久保助教からは、「日頃の講義や演習等で、行政とは何か、地域とは何かを学んでいると思うが、是非、学生のみなさんには現場に行って当事者へのインタビューを通して課題について学んでほしい。そうすると、さらにイメージが膨らみ具体的な提案ができるようになる。」と課題の当事者に共感してもっと親身になって提案できるようにとアドバイスをしました。

 このプロジェクトを主導してきた行政専修の末盛慶准教授は、この中間報告会について、「住民や当事者から受けたコメント1つ1つを大切に受け止め、どうしたらいただいたコメントを乗り越えるアイデアを出せるのか、各グループでしっかり汗をかいて、作業を進めて欲しい。こうした作業を行うことで、地域住民とともに歩む行政職員を目指すという本学の行政専修の核となる部分を体験的に学べると思う」とコメントされました。

 学生は、夏休み中に、中間報告会でのアドバイスを活かして、提案を修正することになっています。

関連リンク