日本福祉大学

高い就職率と
多彩な就職分野。

あらゆる業界への
就職実績多数。

就職希望者に対する
就職率

98.6%

就職者数÷就職希望者数

卒業生に対する
実就職率

93.8%

就職者数÷(卒業者数-大学院進学者数)

多分野・多業界に就職

※1:福祉=施設+社会福祉協議会 ※2:その他法人=学校法人ほか

今年も教員、
公務員分野が好調。

「教員・公務員就職」で
本当に強い大学。

公務員就職者

89

法務省、政令指定都市他

教員就職者

87

東海圏はじめ、全国自治体

評価の理由は
本学ならではの
学習環境と取組み。

  • POINT.01

    「知多半島」で学ぶことは
    日本を知る!?

    名古屋市から南にのびる知多半島は、豊かな自然をはじめ歴史ある産業と文化が実を結んでいます。また中京工業地帯の重要な一角を占め、中部のものづくりを支えています。そんな日本社会をギュッと凝縮したような知多半島にある大学だからこそ、学生が多様な地域課題を学ぶことができるのです。

  • POINT.02

    地域での学びから
    社会人基礎力を身に付ける。

    学生はボランティアやサークル活動を通じて、地域の方と日常的に交流しています。さらに正課授業として地域と協働した取り組みや、学校での職場経験など地域と共に学ぶことで、問題発見・解決力やコミュニケーション能力などの社会人基礎力を卒業までの4年間で身に付けていきます。

  • POINT.03

    世界の窓口である国際空港も
    学びのフィールド。

    日本福祉大学は中部国際空港に一番近い大学。空港をフィールドに教育活動を展開しています。それだけではなく、学生たちは空港内での多彩なアルバイト経験により、グローバルな視点や国際社会で役立つ語学力などを養っています。

  • POINT.04

    就職支援事業への参加により
    自らの強みに磨きをかける。

    地域をフィールドに活動する日々は、多くの社会経験と卒業後の進路を見据えるきっかけになります。そして就職支援事業への参加を通じて、これまでの取り組みや経験を文字化・言語化することで、自分自身のセールスポイントを就職試験で明確に伝えることができます。

  • POINT.05

    大学の全国ネットワークで
    地元への就職を強力バックアップ。

    日本中から学生が集まる日本福祉大学では、卒業生の多くがUターン就職を実現しています。全国をカバーする同窓会組織や各地に設置された地域オフィスが、地元への就職を強力にバックアップします。

福祉・医療分野だけでなく
企業や公務員・教員など
就職先が多彩!

全国各地から学生が集まる日本福祉大学では、卒業生の多くがUターン就職を実現!
全国をカバーする同窓会や各地に設置された地域オフィスが、就職を強力にバックアップします。
福祉・医療分野はもちろん、公務員・教員、一般企業まで、あらゆる分野で卒業生は活躍しています。

(2023年3月卒業実績)

今年も司法福祉分野の国家公務員である法務省への合格者が出ました。
また、福祉職や一般行政職、保育士、作業療法士など様々な職種で公務員合格がでています。

国家公務員

  • 国税庁、法務省

一般行政職

  • 愛知県
  • 名古屋市
  • 愛知県蒲郡市
  • 愛知県高浜市
  • 愛知県小牧市
  • 愛知県瀬戸市
  • 愛知県清須市
  • 愛知県大治町
  • 愛知県東海市
  • 愛知県南知多町
  • 愛知県半田市
  • 愛知県武豊町
  • 愛知県豊橋市
  • 岐阜県岐阜市
  • 岐阜県池田町
  • 岐阜県八百津町
  • 高知県室戸市
  • 静岡県伊豆の国市
  • 静岡県菊川市
  • 長野県喬木村
  • 長野県駒ヶ根市

福祉職

  • 愛知県
  • 名古屋市
  • 愛知県小牧市
  • 愛知県豊橋市
  • 岐阜県各務原市
  • もとす広域連合
  • 三重県桑名市
  • 長野県
  • 長野県飯田市
  • 東京都

福祉職とは?

福祉事務所や児童相談所などの行政機関に勤務し、生活困窮者や、支援が必要な子どもの支援を行います。具体的に福祉事務所では、生活困窮者の相談にのり、自立支援や、生活状況についての聞取調査のため家庭訪問、生活保護費の算定などの仕事を行います。児童相談所では、虐待を受けている・家庭や生活環境に問題がある・心身に障がいがあるなど、様々な問題を抱える子どもの相談や支援、また、保護者の相談にも応じ、支援を行います。

保育士

  • 愛知県春日井市
  • 愛知県東浦町
  • 岐阜県中津川市
  • 三重県鈴鹿市
  • 三重県四日市市
  • 長野県松川町

理学療法士・作業療法士

  • 春日井市民病院
  • 小牧市民病院
  • 半田市立半田病院
  • 豊橋市民病院
  • 掛川市・袋井市病院企業団立中東遠総合医療センター

医療ソーシャルワーカー

  • 一宮市立市民病院
  • 小牧市民病院
  • 磐田市立総合病院

医療ソーシャルワーカー(MSW)とは?

福医療現場で働く福祉の専門職です。患者やご家族が求めている医療は、治療だけではありません。医療費、生活費、入院中の仕事や学校、退院後の生活について、様々な心配事を抱えています。そういった方々に社会福祉の立場から、様々な制度やしくみなどの情報提供を行い、相談にのりながら問題解決の糸口を探していくのが、医療ソーシャルワーカーの仕事です。

看護師・保健師

  • 愛知県医療療育総合センター中央病院
  • 一宮市立市民病院
  • 岡崎市民病院
  • 公立西知多総合病院
  • 西尾市民病院
  • 豊橋市民病院
  • 豊川市民病院
  • 大垣市民病院
  • 半田市立半田病院
  • 伊那中央病院
  • 市立敦賀病院
  • 兵庫県

警察官・消防士

  • 知多南部消防組合
  • 岐阜県多治見市
  • 山梨県警察本部

介護職員・児童指導員等

  • 岐阜県関市
  • 岐阜県美濃加茂市

2023年度の教員就職者数は87名。
東海圏だけでなく全国の自治体で合格が出ています。
小学校教諭特別支援学校教諭の合格者を多数輩出していることが特徴です。

小学校・中学校・高等学校教諭

  • 愛知県

    20

  • 名古屋市

    4

  • 岐阜県

    8

  • 三重県

    4

  • 静岡県

    1

  • 静岡市

    2

  • 長野県

    4

  • 富山県

    3

  • 石川県

    1

  • 新潟県

    1

  • 滋賀県

    1

  • 大阪府

    1

  • 神奈川県

    1

  • 横浜市

    1

  • 相模原市

    1

  • さいたま市

    1

  • 山梨県

    1

  • 香川県

    2

  • 山口県

    1

  • 福岡県

    1

  • 福岡市

    1

  • 熊本県

    1

  • 沖縄県

    1

特別支援学校教諭

  • 愛知県

    10

  • 名古屋市

    2

  • 三重県

    1

  • 静岡県

    1

  • 富山県

    1

  • 神奈川県

    2

  • 千葉県

    1

  • 新潟県

    1

  • 福井県

    1

  • 和歌山県

    1

スクールソーシャルワーカー、介護職員等

  • 安城市教育委員会

    2

  • 東海市教育委員会

    1

  • 小牧市教育委員会

    1

  • 知多市教育委員会

    2

  • 富山県教育委員会

    1

ふくしの学びを生かし一般企業に全体の約4割が就職。
今年度も流通、運輸、建築、製造、金融、福祉産業など幅広い分野での内定が出ています。

就職実績(一部、内定実績含む)

  • セコム株式会社
  • タカラスタンダード株式会社
  • トランコム株式会社
  • トランスコスモス株式会社
  • リゾートトラスト株式会社
  • 株式会社アルペン
  • 株式会社エディオン
  • 株式会社セレスポ
  • 株式会社ダスキン
  • 株式会社トーカイ
  • 株式会社バローホールディングス
  • 株式会社フジミインコーポレーテッド
  • 株式会社プレサンスコーポレーション
  • 株式会社ユー・エス・エス
  • 株式会社ローソン
  • 株式会社安藤・間
  • 株式会社東海理化電機製作所
  • 株式会社百五銀行
  • 株式会社木曽路
  • 積水ハウス株式会社
  • 大和ハウス工業株式会社
  • 田中商事株式会社
  • 東亜建設工業株式会社
  • 東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社
  • 日本製鉄株式会社
  • 本田技研工業株式会社
  • 名古屋鉄道株式会社
  • ALSOK愛知株式会社
  • DAIETSU株式会社
  • NPO法人三重県生涯スポーツ協会
  • NTTアドバンステクノロジ株式会社
  • アサヒサンクリーン株式会社
  • アデコ株式会社
  • アビリティーズ・ケアネット株式会社
  • ゲンキー株式会社
  • サーラカーズジャパン株式会社
  • スターバックスコーヒージャパン株式会社
  • チモロ株式会社
  • 羽田空港サービス株式会社
  • 株式会社コペル
  • 株式会社スギヤマ薬品
  • 株式会社セブン-イレブン・ジャパン
  • 株式会社ニデック
  • 株式会社伊予銀行
  • 株式会社一条工務店
  • 株式会社鴻池組
  • 株式会社小学館集英社プロダクション
  • 株式会社新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ
  • 株式会社全日警
  • 株式会社中京銀行
  • 株式会社八神製作所
  • 住友生命保険相互会社
  • 中日本航空株式会社
  • 日本放送協会(NHK)
  • 富士テレコム株式会社
  • 米久株式会社
  • 碧海信用金庫 ほか

全国各地より多くの求人アリ。
学園ネットワークを活かした本学独自求人も多数存在。
病院や福祉施設だけでなく、地域の福祉政策を担う社会福祉協議会などにも内定が出ています。

就職実績(一部、内定実績含む)

  • 日本赤十字社
  • 日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院
  • 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター
  • 国立大学法人岐阜大学 医学部附属病院
  • 神戸大学医学部附属病院
  • 名古屋市立大学医学部附属東部医療センター
  • 名古屋市立大学病院
  • 名古屋大学医学部附属病院
  • 学校法人愛知医科大学 愛知医科大学病院
  • 学校法人昭和大学 昭和大学病院
  • 学校法人東京医科大学 東京医科大学病院
  • 学校法人藤田学園 藤田医科大学岡崎医療センター
  • 学校法人藤田学園 藤田医科大学病院
  • 学校法人藤田学園 藤田医科大学病院ばんたね病院
  • トヨタ記念病院
  • はまな整形外科クリニック
  • 愛知医科大学 メディカルセンター
  • 医療法人徳洲会 名古屋徳洲会総合病院
  • 医療法人博報会 いのこし病院
  • 一般財団法人近畿健康管理センター
  • 一般社団法人児童養護施設支援協会
  • 公益財団法人豊田地域医療センター
  • 公益財団法人名古屋港湾福利厚生協会 臨港病院
  • 公益社団法人日本海員掖済会 名古屋掖済会病院
  • 社会医療法人畿内会 岡波総合病院
  • 社会医療法人栗山会 飯田病院
  • 社会医療法人厚生会 多治見市民病院
  • 社会医療法人宏潤会 大同病院・だいどうクリニック
  • 社会医療法人聖泉会 聖十字病院
  • 社会福祉法人愛知県厚生事業団
  • 社会福祉法人杏嶺会 一宮医療療育センター
  • 社会福祉法人一宮市社会福祉事業団
  • 社会福祉法人恩賜財団済生会 横浜市東部病院
  • 社会福祉法人岐阜県福祉事業団
  • 社会福祉法人聖隷福祉事業団
  • 社会福祉法人大阪福祉事業財団
  • 社会福祉法人中央有鄰学院
  • 社会福祉法人同愛記念病院財団 同愛記念病院
  • 社会福祉法人飛騨慈光会
  • 社会福祉法人富山国際学園福祉会
  • 社会福祉法人豊橋市福祉事業会
  • 社会福祉法人名古屋市身体障害者福祉連合会
  • 社会福祉法人名古屋市総合リハビリテーション事業団
  • 社会福祉法人養楽福祉会
  • 静岡県立静岡がんセンター
  • 長野県厚生農業協同組合連合会 北信総合病院
  • 独立行政法人地域医療機能推進機構 中京病院
  • 南医療生活協同組合 南生協病院 ほか

STUDENT
VOICE

学びや経験を通じてキャリア形成を進め、志望先の内定を獲得した学生たち。
就職活動の進め方や工夫について聞きました。

※掲載学生の卒業学部については、2025年度に改組を予定している名称を記載しています(2024年4月現在)。

※社会福祉学部は2025年4月、4専修制から「総合政策専修」「現代社会専修」の2専修に改組予定です。

※経済学部は2025年4月、2コース制から「経済専修」「経営専修」の2専修に改組予定です。

※教育・心理学部は2025年4月、子ども発達学科から「こども学科」に名称変更予定です。

※健康科学部福祉工学科は2025年4月、「工学部 工学科」に改組予定です。

※国際福祉開発学部国際福祉学科は2024年4月より、「国際学部国際学科」に名称変更しました。

     

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  • 公務員
  • 企業・民間
  • 医療
  • 福祉・児童・教育

就職先

半田市役所
(行政職)

山本 彩加さん

国際学部
2024年3月卒業
愛知県/愛知県立東海南高校出身

市民の“自分らしい人生”
を支援する。

1・2年次に全員が参加するWYM※でマレーシア・ベトナム・フィリピンの学生と英語プレゼンに挑戦し、多様な人と意見を交わせる対話力を養いました。アクティブラーニング期間には療育NPOでボランティアを行い、障害者の家族・きょうだいが抱える課題を調査。期間後もアルバイトメンバーとして支援に携わり、彼らが自分らしく生きられる地域づくりに関心を持ちました。卒業後もこの課題に向き合い、市民に寄り添える公務員をめざします。

就職先

東京消防庁

波多野 元紀さん

スポーツ科学部
2024年3月卒業
愛知県/日本福祉大学付属高等学校 出身

スポーツを通して身につけた
俯瞰的な視点で人命救助を。

スポーツ指導の実習では、相手の年齢や体格、競技歴によって指導方法を変える必要があると実感。卒業研究では競技力向上と用具の関係性を調べ、用具性能の過剰な進歩が選手を置き去りにする可能性に思い至りました。スポーツを多角的に考え身についた視点を、現場を俯瞰して一人でも多くの命を救う仕事に活かします。

就職先

氷見市役所

杉野 渚さん

社会福祉学部
2024年3月卒業
富山県/福岡高等学校 出身

福祉に強い公務員として
地域に貢献したい。

公務員の仕事と高齢者福祉に関心を持ち、両分野の学びを深めました。ソーシャルワーク実習では高齢者施設を訪れ、多職種連携の重要性を実感。ゼミでは県内の自治体の審議会を傍聴し、議員・職員との関わりの中で多様な地域課題を理解しました。就職先の氷見市は福祉に力を入れているまち。4年間の学びを最大限に活かして地域に貢献します。

就職先

法務省
(法務教官)

須田 菜月さん

社会福祉学部
2024年3月卒業
愛知県/名古屋南高等学校 出身

非行少年の未来を一緒に考える人に。

高校時代に少年の非行に関心を持ち、4年間つねに意識して学びました。インターンシップ先の少年院では、法務教官が少年と関わる際、価値観を押しつけることなく選択肢を与え、少年が日常の行動や将来のことを自分で決められるようサポートしていると学びました。放課後デイサービスでのフィールド実践演習と短期アルバイトでは、非行の可能性がある衝動性の高い子どもや発達障害特性のある子どもにも、安心できる居場所があることで抑止につながることを実感。法務教官として学びを活かし、子どもたちの未来を一緒に考えていきます。

就職先

豊田市役所
(行政職)

眞井 佳人さん

社会福祉学部
2024年3月卒業
愛知県/杜若高校出身

短期集中型の対策を重ねて、
就職活動を駆け抜けました。

私は「社会福祉士」「精神保健福祉士」両方の受験資格取得を目指して学んでおり、当初は社会福祉協議会への就職を考えていました。その思いに変化が生じたのは、「学内合同就職説明会」に参加し、豊田市役所の職員の方から直接お話を伺った時でした。誰もが暮らしやすいまちづくりを通して、人々の幸せに貢献したいと考えるようになったのです。そのことがきっかけとなり、第1志望を豊田市の行政職に定めて就職活動をスタート。1次試験のSPIを1カ月後に控えており、すぐに参考書を購入して対策を始めました。その後も約1カ月間隔で2次試験の集団面接、3次試験の個人面接と自己プレゼンテーションが続いたため、キャリア開発課を訪ねて相談。先生方にはプレゼンテーションの評価をしていただき、パワーポイントを調整して乗り切りました。最初はわからないことだらけだった就職活動。短期間でしたが、多くのサポートを受けながら進めたことが結果につながったと思います。

就職先

神奈川県
(福祉職)

林 琴未さん

教育・心理学部 心理学科
2024年3月卒業
宮崎県/宮崎南高等学校 出身

心理と制度の両面から考え、
子どもを守る人に。

日本は先進国の中でも自殺率が高く、亡くなる方の多くは精神疾患を抱えているといいます。その事実を知り、入学後は人々の心の健康を守る技術と、背景にある制度や政策を両面から専門的に学びました。将来は児童相談所で虐待問題の改善に取り組みたいと考え、福祉職の道を選択。子どもの命や生活に関わる責任感を常に忘れず業務に向き合います。

就職先

公益社団法人
東京都障害者スポーツ協会

河本 裕一郎さん

スポーツ科学部
2024年3月卒業
高知県/土佐塾高校出身

障害者スポーツ支援に打ち込んだ、
大学生活そのものが自分の実績に。

高校までは、「いつかトップアスリートのトレーナーになれたらいいな」くらいの気持ちで進路を考えていました。障害者スポーツの道へ進もうと決めたのは、2年次の「スポーツ科学演習」がきっかけです。障害者スポーツを専門分野とする藤田紀昭先生からご指導いただき、デイサービスなどで障害のある方に運動を教える機会を得ることができました。3年生になると、藤田ゼミの一員として、自分たちで考案した運動やレクリエーションプログラムを近隣の子どもたちに教える『にっぷくレクランド』に力を入れるように。回を重ねるごとに参加者が増え、反響も上々でした。自然に実力が身につき、東京都の障害者スポーツセンターでインターンシップに参加した際には、水泳の指導を急に依頼されても対応できるようになっていました。第一志望先の公益社団法人東京都障害者スポーツ協会から内定をいただくことができたのも、採用面接でそのままアピールできるような活動実績があったからだと思います。今後はパラアスリートの支援も視野に入れて、多彩なスポーツの現場に関わっていきたいです。

就職先

渡辺パイプ株式会社

伊藤 颯汰さん

スポーツ科学部
2024年3月卒業
山形県/日本大学山形高校出身

志望する企業をより知るために、
できる限り機会を設けて訪問。

渡辺パイプ(株)は、東京都に本社を置くパイプや建設資材の総合卸売商社です。地元の山形県や宮城県でルート営業を担当する総合職として内定をいただきました。私が就職活動で主に活用したツールは、体育会系人材に特化した就活アプリです。私は長年、短距離走選手として陸上競技に打ち込んできました。大学では陸上競技部のリーダーを務めた経験もあります。その実績を自分の強みにできると考えました。オンライン上で面接の練習をしたり、自己分析ツールのフィードバックを参考にしたりして就職活動の準備を進めました。1day仕事体験や企業への訪問が始まると、志望度の高い会社のイベントにはできる限り予定を合わせて何度も参加。内定先では、営業体験や企業説明会、社員の方との顔合わせを兼ねた面談などを通して自分が理想とする働き方がイメージできるようになり、就職の決め手となりました。地元で働くという希望も叶えられてうれしいです。

就職先

株式会社セレスポ

鈴木 梨央さん

スポーツ科学部
2024年3月卒業
愛知県/西陵高等学校 出身

ユニバーサルスポーツで学んだ
チャレンジ精神と協調性を仕事に活かす。

高齢者や障害者など誰もが楽しめるスポーツに関心を持ち、ゼミではユニバーサルスポーツの推進活動に取り組みました。自分たちが考案した新たなスポーツを参加者が楽しんでくれる姿は、大きなやりがいに。私自身、ダンスを通じて挑戦する気持ちや協調性が身につきました。そんなスポーツの楽しさを就職後も伝えていきます。

就職先

大手人材サービス会社

市橋 知樹さん

スポーツ科学部
2024年3月卒業
岐阜県/岐阜聖徳学園高等学校 出身

科学的な視点から
自分のパフォーマンス向上に繋げる。

スポーツバイオメカニクスゼミを選択した理由として、スポーツの大半は地面からエネルギーをもらい、その力を使ってパフォーマンスに繋げます。野球の投手動作の中で、どれだけ地面からエネルギーをもらい、その力によって球速はどう変化するのかを卒論で調べています。普段見えない力の大きさや方向などが目で見て分かるようになり、人と人で比べても違うので、新たな発見があるところが一番の面白味だと思います。分析するときは数値をみて、エクセルを使い計算、まとめないといけない為、大変な部分はありますが、大学ならではこその環境なので、とても楽しく実験することができています。

就職先

西日本旅客鉄道株式会社
(JR西日本)

日比野 紗英さん

教育・心理学部 心理学科
2024年3月卒業
岐阜県/帝京大学可児高校出身

就職活動に遅れを感じても、
きっと挽回する手立てがあります。

まだ卒業後の進路が見えていなかった3年生の11月頃、JRの駅で初めて女性の運転士さんを見かけました。私にも運転士への道が開かれていることに気づき、就職志望先を鉄道会社一本に定めました。早速、会社説明会や1day仕事体験へ足を運びましたが、実感したのはスタートの遅れです。3年生の夏から経験を重ねてきた学生との実力の差をひしひしと感じました。巻き返しを図るきっかけとなったのは、鉄道会社に内定した同じ学科の先輩から、面接で質問された内容などの体験談を聞く機会に恵まれたことです。先輩の勧めで、キャリア開発課で面接練習などのサポートを受けたことも前進につながりました。本選考を受ける頃には、想定外の質問にも臨機応変に答えられるように成長。「電車のなかで緊急事態が起きた時にどのような心理状態になるか」をテーマにした卒業研究に取り組んでいることも、面接でのアピールポイントになったと思います。

就職先

株式会社
メディカル・コンシェルジュ

峯村 欧佑さん

教育・心理学部 心理学科
2024年3月卒業
長野県/東京都市大学塩尻高等学校 出身

児童養護施設での実習を経験し、
人々の明るい未来に貢献。

児童養護施設に5日間滞在して行う実習で、小学校3年生から高校生までの男子が過ごすユニットを担当しました。最初は彼らから歓迎されず悩みましたが、毎日、職員の方と反省会を重ねながら、心理学の知識を使って彼らを理解することだけにとらわれない関わり方を検討しました。トランプやサッカーの相手をするなど、ありふれた日常を一緒に過ごすことで子どもたちの視点に立つよう努力した結果、徐々にリラックスした関係に。相手に適した関わりを実践して、人々の未来が明るいものになるよう力を尽くしたいという思いを強くしました。

就職先

株式会社トーカイ

伊藤 愛望さん

経済学部
2024年3月卒業
愛知県/名古屋市立北高校 出身

就職活動の過程で見えてきた
自分が理想とする働き方。

就職志望先を福祉用具サービスの営業職に絞って、就職活動を始めました。祖父が車椅子を使うようになってから、一緒に食事に出掛けられるようになるなど家族にとってうれしいことが増え、高齢社会に暮らす人びとに喜びを届けられる仕事だと実感したからです。3年生の6月頃から、約20社の1day仕事体験を経験しました。福祉用具レンタル先への訪問に同行する営業体験にも参加し、自分が理想とする働き方をイメージできるようになりました。そこで、本命企業を業界トップクラスの(株)トーカイに定め、キャリア開発課でエントリーシートの添削や面接指導を受けました。いただいたアドバイス通りに、しっかりと対応できたと思います。自己PRでは、「医療経営管理能力検定」に合格したことだけでなく、試験勉強に取り組んだプロセスについても紹介。私らしさをアピールできたと思います。

就職先

株式会社 GSユアサ

林 尭生さん

経済学部
2024年3月卒業
岐阜県/華陽フロンティア高等学校 出身

仲間と一緒に経済や経営の学びを実践。

企業の方を講師として招く「一日キャリアセンター長」では、商品企画を経験しました。ほかにも複数の学内イベントを企画・実施することで、専門科目の授業で得た知識への理解を深められたと同時に、仲間と一緒に目標を実現するこのうえない喜びを味わいました。将来はMBAを取得し、企業でプロジェクトを推進するのが目標です。

就職先

住友林業
ホームテック株式会社

浅岡 陽佳さん

工学部 建築学専修
2024年3月卒業
愛知県/星城高等学校 出身

使う人の視点で建物を考える大切さ。

ゼミの活動で、高齢者施設の内装を提案しました。バリアフリー環境について事前に学んで臨んだものの、最初の案は施設の方の共感を得られませんでした。メンバーと一緒に、利用者さんの生活状況や考慮すべき点を再検討して提案した結果、「いい内容だったよ」との反応が。実際に使う人と関わり、自分ごととして取り組むことの大切さを学びました。

就職先

積水ハウス株式会社

外山 鈴華さん

工学部 建築学専修
2024年3月卒業
愛知県/西尾東高等学校 出身

設計のアイデアと
技術を磨き続けた4年間。

卒業研究では統計的手法を使い、ヒートショックなどによって起きる疾病と、それを防ぐ住宅技術の関連性を明らかに。また、疾病にかかって治療をした場合と、リスクを削減する住宅技術に投資し疾病を防いだ場合で、必要となる費用を比較しました。人々が健康で快適に過ごせる住宅技術の実現を、就職先でもめざします。

就職先

岩間造園株式会社

吉田 勇佑さん

工学部 建築学専修
2024年3月卒業
愛知県/高蔵寺高等学校 出身

福祉と建築の両方の視点で考える。

福祉住環境という授業が一番日本福祉大学の建築らしさを感じました。授業の前半では、身体的に障がいのある方のための事例を学び、後半では実際に車いすでないと移動ができないご夫婦の部屋のリフォームを考えました。実際に夫婦に質問をして、最終的にリフォーム案を見ていただき、使う人の視点を考えることができました。こんな方法を用いればよいという知識だけが、この授業では、実際に考える難しさを実感しました。

就職先

角文株式会社

橋本 朔弥さん

工学部 建築学専修
2024年3月卒業
愛知県/常滑高等学校 出身

仲間と一緒に専門性を高め合った経験を力に。

高齢者や障害者の旅行で問題となる、宿泊施設のバリアフリーを卒業研究に選びました。「改修をしなくても、スタッフの対応で段差などの不自由を改善できるのでは」と考え、アンケートやヒアリングを実施。仮説通りである半面、バリアフリー化の改修がスタッフに障害者への対応を見直させる効果もあると結論づけました。

就職先

フランスベッド株式会社
(開発職)

小野 みずほさん

工学部 情報工学専修
2024年3月卒業
愛知県/常滑高等学校 出身

人のために役立てられる
新しいものづくりを。

卒業研究では、ゴミの種類や住んでいる地域を伝えると音声で分別方法を教えてくれるアプリを、AmazonやGoogleの音声認識サービスを使って開発しました。試作品を実験協力者にテストしてもらい、使いやすさについてアンケートを実施。外国人や子どもなど誰もが使いやすいものとなるよう、改良を重ね、精度を高めることができました。

就職先

株式会社 ラソルテ

森田 湧基さん

工学部 情報工学専修
2024年3月卒業
愛知県/五条高等学校 出身

システムを一から作り上げ
動かす手応え。

学びが進むにつれて、「仕様やデザインの決定から動作テストまでのすべてがプログラミング」という意識が芽生えました。卒業研究では、所属研究室の歴代研究テーマを関連キーワード検索できるシステムを開発。自分で一から考え、途中で浮かんだアイデアを自由に反映し、試行錯誤してよりよいシステムを完成させ動かすことの奥深さを味わいました。

就職先

株式会社システムサーバー

増井 太一さん

工学部 情報工学専修
2024年3月卒業
静岡県/浜松南高等学校 出身

プログラミングの学びで得た
主体的な解決力。

オンライン授業でのZoomの利便性向上を研究テーマに設定しました。学生や先生方に追加してほしい機能についてアンケートを実施。PythonやFlaskを用いて出席者を確認できる機能を開発しました。ユーザー認証を行う認可サーバーや、Zoomから各種データを収集するためアプリ間の連携を行うAPIを使いこなすのは難しくもやりがいがありました。

就職先

GTS協同組合

ドアン・ディン・ティンさん

国際学部
2024年3月卒業
ベトナム/PHAN DANG LLU高等学校 出身

これからも母国の若者と日本をつなぐ。

日本で学びたいと考えるベトナムの若者は多いですが、コロナ禍で来日できない時期が長く続きました。私たちのゼミでは「オンライン日本語教室」を企画し、2年次の夏休み期間中ほぼ毎日実施しました。日本で苦労した自分の経験を振り返りながら指導。彼らが関心を持つ日本独自の文化や習慣も伝えました。春からは、技能実習生を支援する組織に就職します。ベトナムの若者と日本社会をつなぐ仕事に就く喜びを感じています。

就職先

西尾信用金庫

和田 渉夢さん

国際学部
2024年3月卒業
愛知県/知立東高等学校 出身

人との関わりを大切に
地域経済に貢献。

ゼミの活動で、東海市・岩倉市・半田市などと連携して数多くのSDGs啓発イベントに携わりました。この経験をもとに、卒業研究では「SDGsとカーボンニュートラルがもたらす経済効果について」をテーマに、日本と世界の国々の実態を比較調査しました。活動を通じて幅広い年齢・職業・国籍の人々と関わる中で、地域経済に貢献する仕事がしたいという将来像が明確になり、一貫した姿勢で就職活動に臨み進路を実現できました。

就職先

株式会社中日新聞社

橋本 潔さん

社会福祉学部
2024年3月卒業
静岡県/浜松北高等学校 出身

当事者の声を世の中に発信するために。

高校卒業後にオーストラリアに留学し、現地の福祉について学んだ経験からこの分野に関心を持ちました。大学入学後は、スカラシップ生対象の1・2年合同研究、障害者問題について学び合うサークル活動などに積極的に参加。多様な人の視点や考え方に触れながら学びを深めていきました。卒業研究では障害のある子育て中の女性にインタビューを行い、「ケアされつつケアする権利」の保障について検討。当事者の生の声を聞いて課題を理解することの重要性を実感しました。卒業後は新聞を通じて、福祉の視点での情報発信に携わることが目標です。

就職先

岐阜県
厚生農業協同組合連合会
(JA岐阜厚生連)

前田 優愛さん

社会福祉学部
2024年3月卒業
岐阜県/岐阜県立多治見北高校出身

「病院見学」でより明確になった、
医療ソーシャルワーカーへの道。

岐阜県下で8つの病院を運営する「JA岐阜厚生連」に内定が決まりました。春からは、医療ソーシャルワーカー(MSW)として、地域医療の現場で働きます。大学の講義にゲスト講師としていらっしゃったMSWの方から、支援事例ややりがいについてのお話を聞く機会があり、この仕事をめざすようになりました。特に、高齢の方が退院後も地域で自分らしく過ごせる環境づくりのお手伝いをできるようになることが目標です。JA岐阜厚生連の所属病院では、MSWの仕事を一日見学させていただいたことがあります。その際に、患者さんのご家族から「あなたなら安心して相談できる」という言葉をもらっている場面に居合わせて、MSWへの憧れの気持ちがより強くなりました。就職活動は、キャリア開発課に相談して、履歴書の書き方や採用面接時のマナーなどを教えていただくことからスタート。苦手意識が強かった面接は、模擬面接だけでなく本番の場数を踏むことで、不安を払拭できました。

就職先

桑名市総合医療センター

小林 京也さん

看護学部
2024年3月卒業
三重県/三重県立桑名西高校出身

採用面接で緊張し過ぎないように、
質問や回答をあらかじめ想定。

母が桑名市総合医療センターに入院した際、信頼のおける看護をしていただいたことが看護師を目指すきっかけとなりました。そして、地域の急性期医療の中枢を担う大きな病院でもあり、臨床経験を積むことができる病院であることから就職を志望しました。就職活動において特に不安だったのは採用面接です。私は緊張しがちなタイプなので面接の準備に時間をかけました。大学の学生ポータルサイトや就職ガイダンスの資料に掲載されている、先輩方が過去に面接で質問されたテーマをピックアップ。自分が伝えたいポイントをあらかじめ整理して面接に臨みました。また、普段から前向きに行動していると、急な質問にも自信を持って答えることができると思います。臨地実習で急な看護ケアの機会があると手を挙げて参加したことや、実習メンバーのリーダーを務めた実績をお話しして、積極性をアピールしました。自分の強みを生かして医療に貢献したいという気持ちが伝わったと思います。

就職先

西尾市
(保健師)

脇田 夕里加さん

看護学部
2024年3月卒業
愛知県/光ヶ丘女子高等学校 出身

生まれ育ったまちの保健師として、
住民の健康を守っていく。

実習先の患者さんから聞いた、「若いうちからきちんと予防すればよかった」の言葉が、病気になった人だけでなく、より多くの人々の健康維持に貢献できる保健師を志すきっかけに。3年次から保健師課程を選択して資格取得をめざし、卒業論文でも災害準備期における保健師の役割について研究しています。看護学部で広がった自分自身の将来の可能性。生まれ育ったまちの保健師として、住民の健康を守っていくのが目標です。

就職先

名古屋市立大学病院

平澤 奎さん

看護学部
2024年3月卒業
長野県/長野県阿南高等学校 出身

看護の現場で知識を活かせる楽しさ。

3年次に初めて病院で行った実習では、担当患者さんに自分のケアが直接影響するのだと自覚しました。4年次には重症度の高い小児患者さんが入院するNICUで、ご家族のことも考えたレベルの高い看護を経験。責任感が芽生え、毎日、何か成長できるようよう努力した結果、日々できることが増え、授業で学んだ知識を活かせる楽しさを知りました。

就職先

名古屋市立大学病院

榊原 里奈さん

看護学部
2024年3月卒業
愛知県/横須賀高等学校 出身

ひとり親家庭で育つ子どもの、
学校での生きづらさを考え支援する。

子ども家庭支援センターで1年間ボランティア活動を行い、未就学児の子どもと一緒に遊んだり、親御さんと話したりする中で、子どもの成長発達に触れ、親御さんたちと一緒に子どもの成長を喜ぶことが出来ることに楽しさや面白さを感じることができました。子どもと関わり方や声の掛け方を学ぶこともでき、小児看護に対して一層思いが強くなりました。

就職先

社会福祉法人 桜友会
(児童心理療育施設 桜学館)

川瀬 優花さん

教育・心理学部 子ども発達学科
2024年3月卒業
三重県/いなべ総合学園高等学校 出身

悩みのある子どもの視点に立った支援を。

高校生の頃から夢だった保育士。福祉施設でも活躍できると知って興味が深まり、実習では児童心理治療施設へ。職員同士の連携の中で、虐待を受けた子どもや不登校の子どもなど人間関係に悩みを抱えた子どもたちが安心して暮らす様子から多くを学び、実習後のアルバイトを経てこの施設への就職を決めました。保育園や幼稚園の実習で身についた子どもの視点で考える力や、多くの事例を読み込む中で得た多方面から考える視点を発揮していきます。

就職先

名古屋市立大学病院

森 遥海さん

健康科学部 作業療法学専攻
2024年3月卒業
愛知県/長久手高等学校 出身

その患者さんが大切にしたい生活を考える。

実習先で高次脳機能障害の患者さんを担当し、卒業研究では麻痺のある側に身体が傾くPusher現象の病態や介入方法を検討しました。改善には、本人が鏡を見て自分の姿勢の異常を理解する“視覚的フィードバック”が有効であると考察。就職先でも関心を持った分野を深め、専門性の高い作業療法を提供していけたらと思います。

就職先

愛知県厚生農業協同組合連合会
豊田厚生病院

森下 和音さん

健康科学部 作業療法学専攻
2024年3月卒業
岐阜県/吉城高等学校 出身

患者様一人ひとりと向き合い、
寄り添うことのできる作業療法士に

総合実習が2回ありましたが、1回目の実習先では、最終日に担当させて頂いた患者様から泣きながら感謝の言葉を頂き、改めて作業療法士になりたいという気持ちが強くなりました。2回目の実習では、自分で考えた治療が上手く実施できず、バイザーの先生と何度もディスカッションを行いながら最後まで努めることができました。実習を通して患者様との関わり方やコミュニケーションの取り方、治療における考え方など多くのことを学ぶことができました。また、自分の視野の狭さや欠点に気づくことができ、今後の課題を再確認することができました。

就職先

社会福祉法人 農協共済
中伊豆リハビリテーションセンター

深澤 柚香さん

健康科学部 作業療法学専攻
2024年3月卒業
静岡県/清水西高等学校 出身

現場での疑問を
よりよい療法につなげたい。

実習先で鎖骨骨折の患者さんがリハビリテーション中に肩の痛みを訴えられ、「上肢が動く際、鎖骨周囲の筋肉はどう活動するのだろう?」と疑問を持ちました。卒業研究では表面筋電図などを使って、研究室メンバーと一緒に試行錯誤しその解明に挑みました。患者さんと接する中で生まれた疑問を、よりよい療法につなげられる作業療法士をめざします。

就職先

半田市立半田病院

鈴木 貫太さん

健康科学部 作業療法学専攻
2024年3月卒業
愛知県/日本福祉大学付属高等学校 出身

身体・精神の多様な疾患に対応できる力を。

精神科の実習で、幼い頃から経験してきた和太鼓を使った治療プログラムを考えて実施したところ患者さんに喜ばれ、卒業研究では認知症高齢者のQOLに与える影響を調査しました。曲や叩く動作など、介入内容の違いでストレスへの影響が変化。研究の楽しさを味わうとともに、人前でプログラムを運営する力が身につきました。

就職先

愛知医科大学
メディカルセンター

澁谷 勇成さん

健康科学部 理学療法学専攻
2024年3月卒業
愛知県/豊田南高等学校 出身

予想外の結果から芽生える好奇心。

卒業研究では、身体機能向上やリラクゼーション効果があるとされる三次元振動刺激が、筋疲労の回復に及ぼす影響について調べました。多用途筋機能評価運動装置など充実した機器を使い、学生60人に協力してもらって実験。興味を持った学びを深め、結果が予想とは違っても原因を考察する過程のおもしろさを味わうことができました。

就職先

一般財団法人
京都地域医療学際研究所
がくさい病院

井上 涼凪さん

健康科学部 理学療法学専攻
2024年3月卒業
愛知県/名古屋経済大学市邨高等学校 出身

積極的な意見交換が
治療の選択肢を広げる。

4年間にわたり、チーム医療での活躍を視野に入れて学べました。治療学の授業では、患者さんの病態や障害の特徴を理解し治療方法を考える課題を、グループ学習を通じて意見を交換しながら実施。自分にはない視野を得て、治療の選択肢が広がりました。この経験を活かして障害を持った方々の機能回復や健康維持、さらにスポーツ選手の競技復帰に貢献していきます。

就職先

国立大学法人浜松医科大学
医学部附属病院

吉田 拓馬さん

健康科学部 理学療法学専攻
2024年3月卒業
三重県/宇治山田高等学校 出身

患者さんの痛みを
和らげるために。

手術後3カ月以上の長期に及ぶ“遷延性術後痛”は、リハビリテーションの妨げとなります。卒業研究では、痛みに対する恐怖が脳の扁桃体を刺激し痛覚変調を起こすのではと考え、健常者を対象に実験を行いました。その結果、ある種類の痛み刺激と恐怖との間に相関傾向が見られ、手術前の教育で低減できる可能性に気づきました。

就職先

学校法人愛知医科大学
愛知医科大学病院

杉野 茉優さん

社会福祉学部
2024年3月卒業
岐阜県/岐阜聖徳学園高等学校 出身

その人が望む
人生を実現したい。

障害者施設のヘルパー活動に参加し、外出の付き添いなどを経験する中で、「利用者さんが本当に望む生活や人生とはどんなものだろう?」と考えるように。コミュニケーションを重ねてその人の思いを引き出し、楽しみや得意なことを一緒に見つける過程は、ソーシャルワーカーの役割に通じると感じました。一方で、知的障害者の自立が実現しにくいのは環境が整っていないからだと実感し、卒業研究のテーマに。経済や心理、社会など多方面から課題解決方法を考え、患者さんやご家族が望む生活の実現をサポートできるMSWをめざします。

就職先

社会福祉法人 昭徳会
名古屋養育院

川口 由莉さん

社会福祉学部
2024年3月卒業
愛知県/熱田高等学校 出身

子どもたちに
安心できる居場所を。

2年次にゼミの活動で関わった子ども食堂。子どもたちの待望の場所であると同時に、地域の人にとって憩いの場でもあると実感し、もっと多くの人に知ってもらうためのミニチラシ作成を作成するとともに、新しい活動内容を学生視点で提案しました。仲間と一緒に情報共有しながら課題を見つけ解決することで、地域に貢献できる達成感を味わい、4年次になっても活動を続けました。子どもにとって頼れる大人をめざす私が選んだ進路は、児童養護施設。子どもたちが「ここにいてよかった」と安心して成長できる居場所づくりに挑戦していきます。

就職先

社会福祉法人
名古屋市社会福祉協議会

加藤 炎智さん

社会福祉学部
2024年3月卒業
愛知県/菊華高等学校 出身

社会福祉の知識を
地域の人のために。

3・4年次のゼミでは岐阜県下呂市を訪れ、廃校舎を活用した謎解きサイクリングを企画・実施しました。住民の方と話し合いながら、一緒に地域活性化のための活動に取り組む経験を通じて、誰かが暮らす地域には、人々のさまざまな想いや考えが詰まっているのだと実感しました。そして卒業研究では、自分自身を含む若者の地域活動への関心が、コロナ禍を経て高まったのではとの仮説を立て、価値観の変化を調べました。選んだ就職先は、インターンシップを経験して「地域のために仕事をしたい」と思うきっかけにもなった社会福祉協議会。授業で得た福祉制度の知識に加え、体験的な深い学びの中で磨いた発想力やチームワークを発揮して、地域福祉を担っていきます。

就職先

社会福祉法人
聖隷福祉事業団
(事務総合職)

鈴木 智也さん

経済学部
2024年3月卒業
静岡県/浜松湖東高等学校 出身

医療機関を運営する
専門スキルを習得。

経済学に加え、医療・福祉の施設経営についても学んで自分の強みを獲得したいと思い入学しました。医業経営管理能力検定の資格取得を志し、同じ目標を持つ仲間と授業後に勉強会を実施。チーム一丸で取り組んだことがモチベーション維持につながり、2年次に全員一緒に合格できました。卒業研究では、地域住民の交流拠点となる施設運営を多角的に検討。高齢者施設とサッカースタジアムを組み合わせた新たな複合型施設を提案しました。

就職先

社会福祉法人
刈谷市社会福祉協議会

海老田 晶さん

社会福祉学部
2024年3月卒業
福井県/金津高等学校 出身

現場で学んだ、
その人に合った支援の大切さ。

2年次から続けた障害者グループホームでのアルバイトは、実際の現場から教科書に書かれていないことを学ぶ毎日でした。利用者さんは一人ひとり特性が違い、それぞれに合わせた支援を考える視点が必要なのだと実感。実習先の特別養護老人ホームでは、何人もの利用者さん一人ひとりとじっくり話した上で支援計画を作成する経験ができました。

就職先

学校法人蓑川学園
竹の子幼稚園

大河内 なつ海さん

教育・心理学部 子ども発達学科
2024年3月卒業
愛知県/光ヶ丘女子高等学校 出身

“あそび”を大切にする
保育をめざして。

ゼミでは「森のようちえん・しょうがっこう」を運営し、子どもたちが森の中に秘密基地を作り田んぼで泥遊びをするなど、自ら遊びを発見しながら自分を育てる力を持つことを目の当たりに。卒業研究では飛び出す恐竜絵本を制作し、子どもの成長や発達に絵本が与える影響について考察。“あそび”を大切にできる保育者を目標に学びを深めました。

就職先

福井県教育委員会
(特別支援学校)

越井 虹帆さん

教育・心理学部 学校教育学科
2024年3月卒業
福井県/羽水高等学校 出身

体験から学んだ障害児支援に大切なこと。

ボランティアでダウン症や知的障害の子どもたちと関わりました。クイズを企画した際、文字に加えてイラストや写真を使う“視覚支援”の大切さを知りました。また、保護者との丁寧な情報交換は、私自身が安心して児童と関わる上で重要だと実感。この学びを意識しながら、子どもたちへの最良の支援を模索し、保護者の不安にも寄り添っていきます。

就職先

名古屋市教育委員会
(特別支援学校)

孫田 晴さん

教育・心理学部 学校教育学科
2024年3月卒業
愛知県/大同大学大同高等学校 出身

実習で障害のある子どもたちと触れ合い、
ビジョンが鮮明に。

実習は、障害のある子どもたちと関わる貴重な機会。実習先の先生方と積極的なコミュニケーションに努め、将来を思い描きながら臨むことができました。造形専門のゼミでは、数々のワークショップで子どもたちと一緒に作品を完成させる達成感を味わいました。すべての経験を活かして、子どもたちに寄り添っていきます。

就職先

愛知県教育委員会
(小学校)

武田 愛美さん

教育・心理学部 学校教育学科
2024年3月卒業
愛知県/光ヶ丘女子高等学校 出身

対話を重視し、
子どもの変化に対応できるように。

「インターンシップ」では、子どもの性格や特徴を把握するのに加え、日々の変化にも気づいて柔軟に対応を変える必要性に気づきました。ゼミでは教育活動における言葉の影響に注目。子どもの生活環境や発達状況によって、語彙力や物事の感じ方、表現方法が異なることを考慮し、対話が生まれる授業作りの工夫を研究しています。

就職先

岐阜県教育委員会
(小学校)

今井 飛力さん

教育・心理学部 学校教育学科
2024年3月卒業
岐阜県/益田清風高等学校 出身

福祉の視点から教育を捉えられる教員に。

学生時代に特に力を入れた活動は、模擬授業です。グループで意見を出し合ってオリジナルの授業をつくることのおもしろさを知り、子どもがおもしろい授業をつくるためにはどうすればよいか、子どもに何を学ばせるか、そのためにどんな教材や教具を使って教えるのかなどを考えながら授業づくりに取り組みました。自分で授業をしたり、他の人の授業を受けたりする中で、指導力を高めることができました。教科書に書いてあることをそのまま教える授業、テストで点を取るための授業ではなく、子どもたちが学びの主体となり、生活と学びがつながる授業をつくることの大切さを感じることができました。

就職先

愛知県教育委員会
(特別支援学校)

川本 愛華さん

スポーツ科学部
2024年3月卒業
愛知県/日本福祉大学付属高等学校 出身

個性豊かな子どもたちが共生する
社会の実現を目指す。

パラスポーツのボランティア活動では、スポーツのルールや道具を工夫すると、参加できる人の幅が広がると実感。放課後インクルーシブ運動教室では、障害のある子とない子が共に活動することでどちらの視野も広がる魅力を感じました。子どもたちの“好き”や“得意”を伸ばしながら、共生社会の実現に貢献するのが目標です。

就職先

富山県教育委員会
(特別支援学校)

吉本 匠吾さん

スポーツ科学部
2024年3月卒業
富山県/南砺福野高等学校 出身

スポーツへの価値観を
大きく変えた出会い。

ゼミの先生から聞いた、「スポーツに子どもを合わせるのではなく、子どもに合ったスポーツ教材を生み出す」という特別支援教育の体育の考え方に衝撃を受けました。これこそすべての教育の基本だと実感。小学校のトワイライトスクールでは、身体を動かすことに劣等感がある子どもも楽しめる運動教材を考案し、誰一人取り残さないよう努めました。

就職先

愛知県教育委員会
(中学校)

内海 彩音さん

国際学部
2024年3月卒業
愛知県/愛知工業大学名電高等学校 出身

英語を学ぶ楽しさを伝える教員に。

かつてタイで暮らしていた経験をもとに、WYMでタイに近いカンボジアの言語を使った英語教材づくりに挑戦し、言語教育への関心が高まりました。英語教員をめざしてインターンシップや教育実習で実践を積む中で、英語ぎらいの子どもの多さを実感。ゲームを取り入れるなど、自ら学びたくなる授業づくりを工夫しました。生徒一人ひとりと粘り強く対話を重ねることを大切に、英語で通じ合う楽しさを伝えられる教員になります。

就職先

名古屋市教育委員会

池田 大雅さん

経済学部
2024年3月卒業
愛知県/緑高等学校 出身

地域おこしのプログラムや
サポーター活動に参加。

愛知・岐阜の5大学合同プログラム「サマースクールin美濃」に参加し、チームで地域おこしの方法を検討しました。リーダーとしてメンバーの意見をまとめることを心がけた結果、発表会では賞をいただくことができ、大きな自信に。経済の学びと教職課程の学びを並行しながら、学修支援サポーターの活動にも立ち上げから関わり、学生の困りごとの解決に尽力しました。地域や身の回りの人を支える力を、卒業後も教育現場で発揮します。

就職先

半田市教育委員会
(スクールソーシャルワーカー)

鈴木 那保さん

社会福祉学部
2024年3月卒業
愛知県/豊丘高等学校 出身

子どもの思いに寄り添い、権利を守る。

子どもの権利をどのように守っていくのかをテーマに10日間の実習を行いました。その中で、子ども1人1人の思いや考えに寄りそうことの大切さを肌で感じることができました。また、子どもの思いや考えを知るときには、子どもたちが発した言葉がすべてではなく、行動や目線などありとあらゆることを通じて伝えてくれているということも実際に感じることができました。このように、実際に講義などで学んだことを肌で感じることができたのと同時に、今まで学んできたことすべてが子どもの権利を守ることにつながっていくことにも気づくことができました。

就職先

安城市
(保育士・教諭職)

牧野 天規さん

教育・心理学部 子ども発達学科
2024年3月卒業
岐阜県/中津商業高等学校 出身

子どもの人生の
土台作りを支える。

実習先の子ども発達支援センターで、障害児支援の幅広い方法を目の当たりにして、「豊富な知識を身につけたい!」と意欲を持って学びました。幼稚園やこども園の実習では、子どものやりたいことを尊重する自由保育を初めて経験。「子どものための保育とは?」を考える機会を得て、自分の保育観を確立できました。子どもが思い切り甘えられる環境と、素直に気持ちを伝えられる関係を作り、子どもの人生の土台作りを手伝える保育者がその結論です。

就職先

日進市
(保育士)

岩田 栞奈さん

教育・心理学部 子ども発達学科
2024年3月卒業
岐阜県/岐阜総合学園高等学校 出身

子どもと保護者の
関係性を支えたい。

講義の学びを実習の現場で活かし、ときにはうまくいかない壁にぶつかりながらも自信をつけた4年間。アルバイト先の学童保育では、大声を出すなど誰かの気を引きたい子どもの背景に、弟や妹が生まれて寂しいといった家庭環境や保護者の事情があることに気づき、それをふまえた接し方で子どもとの距離を縮められました。子どもと保護者の関係性をサポートするという意識を忘れず、子どもが「保育園は楽しい、行きたい」と思える保育をめざします。