社会福祉学部 お知らせ
トップページ 教育 学部・学科・大学院 社会福祉学部 社会福祉学部 お知らせ 高浜市長へ「参加・協働のまちづくり」に関する最終報告会を実施しました!
高浜市長へ「参加・協働のまちづくり」に関する最終報告会を実施しました!
2026年1月29日(木)、社会福祉学部の科目「地域マネジメント実践Ⅰ」の一環として、愛知県高浜市役所にて「まちづくり協議会における役員及び運営側の人材の成り手不足について考える」をテーマとした市長報告会を開催しました 。
本授業では今年度、地域協働の取り組みとして住民主体のまちづくりに関わってきました 。当日は高浜市長の杉浦様や、まちづくり協議会の役員の方々を前に、学生たちは緊張しながらもこれまでの考察に基づいた有意義な提案を行いました 。
〇3つのグループテーマ
①新規役員参加を目指した企画提案:「にげろ!!鬼!~豆走中~」
②地域イベントの活性化
③まちづくり協議会認知度の低さの改善


報告会の様子
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今回は、高浜市長・杉浦様やまちづくり協議会の役員の皆様を前に参加学生は緊張をしていましたが、最終報告として、非常に有意義な提案ができました。なお、授業自体はこれで終わりとなりますが、2年次以降、今回提案した内容を「フィールド実践演習」などで展開していくことが期待されており、新たな協働実践の報告をお待ちいただければと思います。
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【参加学生の気づき】(一部抜粋)
〇現在の取り組みは、「地域のため」「担い手としての責任」といった側面が強く、私たち若い世代にとっては参加のハードルが高いと感じました。そこで私たちは、参加のハードルを下げるために、担い手を直接募集するのではなく、まずは「参加してみたい」と思ってもらえる仕組みをつくることが必要だと考えたため、今回の企画の提案に至りました。「かっこいい」「楽しそう」「おしゃれ」と感じられる要素があれば、今よりも参加意欲が強まると思います。これらの要素を入れることでイベントに参加し、「自分たちが楽しませる側をやってみよう」という考え方に変わっていくような場をつくることができるのではないでしょうか。
〇現在、まちづくり協議会は、活動が見えないために知名度が下がり、担い手が不足するという負の循環に陥っています。この現状を打破するために、イベント開催を協議会認知の入り口と位置づけました。具体的にはSNS運用やチラシ作成に若者の発信力を取り入れました。活動の過程を魅力的に発信することでこれまで届かなかった層の共感を得ることが可能となります。若者には経験と居場所を、まちづくり協議会は認知度と継続性を得ることができます。このwin-winの関係を築くことで負の循環を打破し地域の活性化を目指すことができると考えました。
〇私たちは、「まちづくり協議会における運営側の成り手不足」というテーマに対して、「まちづくり協議会の認知度の低さ」と「住民が地域課題を自分事として捉えられていない」という二つの視点から考えました。認知度の低さについては、情報発信ではなく、新しい分野への活動範囲拡大を通した認知度の上昇についてお話ししました。課題の自分事化については、地域に愛着を持っている人が、日常の中で課題を自分事と捉える仕組みとして、具体例の意見箱も紹介しながらお話しました。今回の発表で、私たちが取り組んだこと、考えたことが、少しでも伝わっていたら嬉しく思いました。
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【市長様等からのコメント】(一部抜粋)
〇みなさんの提案でもあるように、小学生を主役にした取り組みを、今年初めてやってみることにした。あくまでも大人はサポート役に徹して、企画から運営は小学生たちに任せてというものだ。今後も、地域の若い人たちが自然体で「まちづくり協議会」に入っていけるように、みなさんのアイディアも参考にして頑張っていきたい。
〇今回、高浜市という自分たちが日頃関わりのない、住んだこともない地域の事を、多面的に掘り下げて考察し、提言までいただき、非常にありがたかった。ぜひ、ここで学んだことを、自分の地元に応用し、地域での活動等に取り組んでみてほしい。
〇みなさんの発表を聴いていて、「無理に参加を求めない」ことがポイントだと感じた。若者世代が求めていることは、もはや、我々のようなまちづくり協議会の幹部世代ではわからない。提案のあったような、「意見箱」を設置し、若い人たちがやりたいことをやっていけるような環境を整えていきたいと思った。
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今回は、高浜市長・杉浦様やまちづくり協議会の役員の皆様を前に参加学生は緊張をしていましたが、最終報告として、非常に有意義な提案ができました。なお、授業自体はこれで終わりとなりますが、2年次以降、今回提案した内容を「フィールド実践演習」などで展開していくことが期待されており、新たな協働実践の報告をお待ちいただければと思います。
(担当教員:田中優)


