社会福祉学部 お知らせ
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【行政専修】自治体との連携による「公務員育成チャレンジプロジェクト」報告会を開催しました
2022年6月2日(木)、美浜キャンパス210教室で社会福祉学部行政専修の正課外の取組である「公務員育成チャレンジプロジェクト」の報告会が開催され、昨年度取組に参加した2年生と、今年度活動に参加する予定の1年生が参加をしました。また、連携する愛知県、東海市、美浜町の3つの自治体の担当者が来校し学生の報告に対してそれぞれ講評をしました。
この取組は、愛知県、東海市、美浜町の異なる自治体担当者から現実の行政課題について学び、主に公務員を目指す行政専修の参加学生が、月に1回程度集まりながら1年間かけて自主的なグループワークを通して、その解決策を考える実践的な学習プログラムです。また、それぞれの自治体ごとに行政専修の担当教員がつき、学生の自主的な学びをサポートしてきました。
報告会では、グループごとに提示された行政課題に対して、現状の問題点の整理と、グループでの課題の設定および自分たちで考えた解決策を提示する形でプレゼンテーションが行われました。その中には、シティプロモーションの課題に対して、解決策として学生目線で紹介動画を作成するグループもあり、自治体担当者からは温かい講評にとどまらず、プレゼンテーションにおける具体的なアドバイスまでいただきました。
参加した1年生は、2年生の報告を聴き、「学生のうちに実際の行政課題について考えることができるとても貴重な機会だと思った」、「先輩の報告を聴いてぜひ取り組んでみたいと思った」と感想を話してくれました。
学生を継続的に支援してきた久保隆志助教は「学生たちは難しいテーマを前にしながらも統計資料等を使い丁寧に現状の理解を進めていったところが良かったと思いますし、感心しました。今回取り上げたテーマの現場に行くとさらに学びが深まると思います。」と総括しました。
最後に社会福祉学部末盛慶教授は、公務員を目指す「行政専修の学生同士が「ヨコ」と「タテ」でつながる大事な機会」であり、「報告会が終わりではなく始まり」と、集まった学生に対して、将来の目標にむけた学びの動機づけをされました。
【報告テーマ】
愛知県グループ(担当:久保隆志助教)
- ケアリーバー(社会的養護経験者)の自立促進のためには、どうすれば良いか?
- 新たな課題として注目をあびているヤングケアラー問題。ヤングケアラーの生活改善のためには、どのような支援がもとめられるか?
- 里親制度を知ってもらい、里親を増やすためには、どうすればいいのか?
東海市グループ(担当:角崎洋平准教授)
- 高齢者福祉~高齢者にとって生きがいを感じられる地域の実現を目指して~
- 地域防災~災害という非日常体験をしても住民が冷静な判断をするための工夫を考える~
- シティプロモーション~東海市の三つの魅力~(プロモーション動画作成)
美浜町グループ(担当:末盛慶教授)
- 美浜運動公園を利用した地域発展について(2グループ)
- 耕作放棄地の利用について(2グループ)