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2021年2月17日

ジェンダー平等の実現に向けて

日本福祉大学 スポーツ科学部

 東京2020大会を目の前にして、スポーツ界が大きく揺れています。過日には、辞任した東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長の発言をめぐり、日本社会、スポーツ界におけるジェンダーをめぐる問題が改めて浮き彫りとなりました。現代社会において、ジェンダー平等の実現は、最も重要な課題であることは言うまでもありません。とりわけスポーツ界には、競技団体役員や指導者の割合など多くの面でジェンダーバイアスが色濃く残っています。今一度、より良いスポーツ界の構築に貢献していくためにも、この問題と真摯に向き合わなくてはなりません。

 スポーツにはさまざまな力があります。人と人を結びつける力。練習に励み、克己する力。障がいをのりこえて夢を実現しようとする力。気持ちをわくわくさせ楽しみを与える力。そして、本来、スポーツとは、性別・人種・年齢・障がいの有無など問わず、あらゆる人びとを幸せにするための豊かな文化であるはずです。性別等に対する差別は、決して容認できるものではありません。

 最も大切なことは、ジェンダーをめぐる問題から目をそらさないことです。そして、教員、職員、学生、さらには地域の人びとの誰もがこの問題の当事者であり、チェンジメイカーとしての意識を持ち、考え、行動することです。

 日本福祉大学は2017年にダイバーシティ・インクルージョン推進宣言を出しました。この宣言の趣旨に基づき、スポーツ科学部では、一人ひとりがこの問題と改めて向き合い、課題解決に取り組んでいく所存です。

  • 国籍・人種・性別・性自認・性指向・信条・障がい等の差別を許さず、個々の価値観・経験なども含めた広い意味での多様性を尊重し、構成員一人ひとりが自由で対等に 活躍できる学修、研究、就業環境の整備・推進に取り組み続けます(日本福祉大学ダイバーシティ・インクルージョン推進宣言より)
  • スポーツ科学部およびスポーツ科学研究科(大学院)において、コンプライアンス教育、ジェンダー教育に力を入れていきます。日本福祉大学が大切にしている価値観でもある「多様性の尊重」をより推進し、この理念を十分に理解したスポーツ指導者の育成に力を注ぎます。さらに、地域との連携で開催されるスポーツ活動においても、ジェンダー平等を意識した取り組みをしていきます
  • 日本福祉大学スポーツ科学部は、スポーツ界に根強く残るジェンダーバイアスと真摯に向き合い、あらゆる機会を通して、ジェンダー平等が実現するよう努めます