海外留学

全学教育センターでは、個人での海外留学、語学学習の相談を行っています。

 

日本福祉大学 全学教育センター(美浜キャンパス研究本館1階)
e-mailでの相談も行っていますのでご利用ください。

zengaku_center@ml.n-fukushi.ac.jp
※相談メールには、必ず名前、学部、学年を記載してください。

海外留学(研修)の手順

センターでは、これまでの奨励金に関する色々な相談を通して、応募に際して皆さんに基本的に知っておいてほしいことを、次のようにまとめてみました。参考にしてください。

1)研修の目的を明確にしよう

まず、自分が海外でしたい事が何かをよく考えてみる。奨励金に応募する場合、研修目的が本学の学習内容に結び付いたものでなければなりません。(観光旅行や短期語学研修等は対象となりません。)

2)研修の内容・方法を明確にしよう

次に、その目的を達成するためには、どのような計画を立てればよいのか(いつ、どこへ行って、どのような事をすればよいのか等)を考えてみる。情報の収集なども大切でしょう。

3)研修計画を自分で具体化しよう

そして、大まかな計画(構想)に基づき、資料を参考にしたり、実際に国内外の関連機関・団体や関係する人々に、自分で手紙や電話などで連絡を取り(研修目的、希望内容等を正確に伝えたうえで)必要な相談をしたり、協力や受け入れの依頼などをしながら、計画の具体化に努める。

4)安全対策をしっかりと

皆さんが忘れがちなことですが、研修を安全に行い無事修了させる事も海外研修の実施における大きなポイントの一つです。各自本学学生として責任を持って、研修国・地域の事情をしっかり調べ、それに応じた安全上の知識や対策を練っておくことが必要です。安全対策については、計画の段階から十分考慮に入れておいて下さい。

5)仕上げ

これらを通して当初の計画(構想)を調整したり、修正したりしながら、しっかりした具体的な研修計画に仕上げていきます。その間、研修地での宿泊先や航空チケットの予約なども行います。
また、保護者には事前に必ず了解を得るとともに、ゼミの先生など担当教員にも報告するようにしてください。

※「海外研修・調査奨励金」に申請する際は、上記の手順を踏まえて申請書やレポートにまとめ上げ、申請書類を揃えて各キャンパスの事務室に提出します。

  • 海外研修を有意義なものとするためにはそれなりの準備・計画が必要です。事前に自分でどれだけ動いてしっかりした計画を立てたかが、実際の現地での研修成果にそのまま結び付くとも言えるでしょう。
  • 海外研修といっても、研修は思い立った時から始まっていると考え、皆さん頑張って取り組んでください。
  • 全学教育センターでは、上記の一連の作業の過程で必要なアドバイスや過年度の奨学生の報告書を含め、資料・情報の提供を行っています。

海外渡航と安全対策

海外渡航する学生の数は相当な数にのぼります。一方、渡航者の数が増えた分だけ、海外での様々なトラブルに巻きこまれる人の数も増加する可能性があります。

本学の場合、専門学習に関連づけて実施する海外研修(このこと自体は良い事なのですが)などで、様々な注意を要する地域へ訪れる学生も多くなってきています。中には、治安の良い日本での旅行の延長のようなつもりで出掛けて行く者や、「行けば何とかなるよ」といった無防備な者もおり、大変危険な旅行が一部には見受けられます。

こうしたことから、全学教育センターでは、日頃より安全確保・危機管理、各国事情に関する情報や資料の収集・提供等を行っています。しかし、大切な事は海外渡航を考える皆さんが、各自自覚をもって諸条件下における安全確保および何らかの非常事態に巻き込まれた時の危険回避などの諸対応が誤りなく行えるよう、事前に十分な知識を得るなどして諸準備を怠らないようにすることです。

以下に、安全対策上の留意点を総論としてまとめてみますので、参考にしてください。

事前に行っておくべき事

  • 関連する情報を収集する。また、特に研修当該国事情・状況を調べ、それに応じた安全策を準備するよう努める。
  • 現地での受け入れや人や機関、団体等との連絡体制などは十分に整えてから行く。また、渡航者、その他の関係者間の緊急連絡網も作っておく。
  • 自分自身で、現地事情を考慮した緊急時用のマニュアルを作成しておく。その際、在外公館(大使館・総領事館)など緊急時用連絡先一覧を作っておく。
  • 旅券の紛失、盗難、事故などに遭遇したときに必要な手続きについて把握し、日本で用意が可能なものは揃える。
  • 海外傷害保険およびアシスタンス・サービスに加入しておく。
  • 健康管理は渡航前から行い、現地でも怠らない。薬などの持参も忘れないこと。
  • 学生課(美浜キャンパス)、各キャンパスの事務室(半田・東海キャンパス)に「海外渡航届」を提出する。

セキュリティに関する行動の基本原則

  • 目立たない。(振舞、服装などに気を付ける)
  • 用心を怠らない。(狙われているかもしれないと常に意識する)
  • 行動を予知されない。(帰宅時間・ルートなど、行動をパターン化しない)

※更に、海外生活では謙虚な態度が大事。周囲の住民等に溶け込むよう努める。そのためには、その国の辿ってきた歴史や文化への理解を常に心掛けておきたい。

非常事態時の対応

情報の収集

ラジオ、テレビ、新聞、知人、研修受け入れ先、在外公館等らが情報収集や情報発信を行うが、日頃から注意を怠らない事。このような時、上記の「事前に行っておくべき事」が役に立つ。

※インターネットでニュースやラジオを視聴することができる。

※ラジオの国際放送は、威力を発揮する。事前にどこの国際放送が受信できるか、周波数・放送時間・聴取可能地域などを調べ、リスト化しておくとよい。
例)NHKラジオ・ジャパンは、外務省等からの邦人向けメッセージも放送する。

問い合せ先 : NHKワールド TEL:(海外から)+81-3-3465-1111、(国内から)0570-066-066

在外日本大使館・領事館への連絡

  • 事前に現地の在外公館(日本大使館または領事館)の住所・電話番号と位置を確認する。
  • 避難・脱出が必要なければ、事態が落ち着くまであまり動かない。
  • 避難・脱出しなければならない時は、必要なもの(旅券、航空券、現金、貴重品、薬、衣類など)を選別し揃え、大使館や領事館の指示に従う。

※現地到着後すぐに滞在先、滞在期間、緊急時の連絡先等を記入した「在留届」を現地の在外公館に提出してください(海外に3ヶ月以上滞在する日本人は、「在留届」の提出が義務付けられています)。万一提出されていないと不測の事態の生じた場合、日本の家族への連絡の手立てがありません。

安全・治安情報の収集先

外務省領事館

外務省領事館    海外渡航者のトラブル回避に必要な治安・犯罪等に関する諸情報を提供しています。
・渡航先の国では暴動・テロ事件などが発生していないか。

・日本人が被害にあっている犯罪には、どんな手口があるのか。被害者とならないためにはどうすればよいのか。

・日本人がよくトラブルに巻き込まれている問題にはどんなものがあるのか。

海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/新しいタブで開きます
領事サービスセンター(海外安全担当)TEL:03-5501-8162(直通)

海外いろは

(海外赴任・留学の総合情報案内サイト)

海外留学出発~帰国まで様々な情報を知ることができます。
ホームページ:http://www.faminet.co.jp/新しいタブで開きます
地球の歩き方ホームページ
(海外旅行の最新情報サイト)
各国の基本情報から現地の情報まで細やかな情報を提供しています。
ホームページ:http://www.arukikata.co.jp/新しいタブで開きます

この他、外務省のホームページでも最新の情報提供を行っています。

その他、次へ直接問い合せることもできます。

  • 在日の外国大使館や外国政府観光局
  • 渡航先の日本大使館、総領事館などの在外公館

海外旅行傷害保険

  1. 海外旅行傷害保険
    海外での医療費は非常に高く、日本での国民健康保険や社会保険等の健康保険は海外での傷病には適用されません。そのため、出発前に日本で海外旅行傷害保険に加入していく必要があります。損害保険会社が用意している保険内容や適用を十分に理解して選び、加入してください。
  2. アシスタンス・サービス
    日本の海外旅行傷害保険は、各社ともアシスタンス会社と提携し、患者の移送がある程度スムーズにできるようになっています。しかし、移送経費は通常、保険料全体の限度額内で行われるため、本来の治療費に支払われる限度額が少なくなります。そのため、保険に加えて別途アシスタンス・サービスに加入することをお勧めします。万一、海外 で病気、事故等が発生した場合、問題解決のための24時間救援アシスタンス・サービス(年中無休・日本語対応)が受けられ、また、医療施設のない場所には、医師と看護人を派遣してくれるなどのサービスもあります。世界中をカバーしている主要アシスタンスサービス会社には、次の5社があります。日本の損害保険会社は、 この6社のいずれかと提携していますので、海外旅行傷害保険に加入する際に確認することができます。
  • AIAS(American International Assistance Services)
  • EA(Europ Assistance)
  • ISOS(International SOS Assistance)
  • SFA(Societe Francaise D'Assistance)
  • World Access