日本語能力試験N1合格者への奨励制度

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外国人留学生の日本語能力向上のため、日本語能力試験のN1に合格した学生に20万円を給付しています。
入学前年度から4年生の9月までにN1に合格した学生が対象です。

合格者インタビュー

2023年度合格者インタビュー 国際福祉開発学部2年生が日本語能力試験N1合格しました

2023年7月3日に実施された日本語能力試験で国際福祉開発学部2年生のSHWE YI SOE THUさん(ミャンマー出身)がN1に合格しました

写真:N1に合格したSHWE YI SOE THUさん

N1合格おめでとうございます。N1に合格した今の気持ちを聞かせてください。

シュエーイーさん:3回目のチャレンジでようやくN1に合格できました。目標でしたし、履歴書にN1合格と書けるので自分の可能性が広がったようで本当に嬉しいです。

今回3回目のチャレンジということですが、どのように勉強しましたか。

シュエーイーさん:2021年から本格的に日本語の勉強をはじめました。大学入学後は、日本語能力試験対策講座を受講したり、図書館で日本語の教材を借りたりして、苦手だった文法・読解の勉強に取り組みました。

「留学生等特別奨励金」(年額20万円)の使い道はどのように考えていますか。

シュエーイーさん:教職課程を履修しているので、その費用に使いたいと考えています。また、ミャンマーで日本語ボランティアの活動をしたいので、渡航費にしたいです。

これからN1取得を目指す留学生へメッセージをお願いします。

シュエーイーさん:N1に合格することは大きな挑戦ですが、自分のキャリアとして大きな証明にもなります。大学では日本語の授業もあるし、先生や友達のサポートもあるので、あきらめずに勉強し続ければ大丈夫です。

今後の目標について教えてください。

シュエーイーさん:英語の勉強にも力を入れて、TOEICで990点取得を目指したいです。日本語を学ぶことで成長できた経験を英語の勉強にもいかして更に成長できたらと思います。

2023年度第1回合格者インタビュー 国際福祉開発学部1年生が日本語能力試験N1合格しました

2023年7月3日に実施された日本語能力試験で国際福祉開発学部1年生のGHIMIRE AARJUさん(ネパール出身)がN1に合格しました。

写真:N1に合格したGHIMIRE AARJUさん

N1合格おめでとうございます。N1に合格した今の気持ちを聞かせてください。

アロズさん:今回初めてN1にチャレンジしました。短期間での学習だったため、まさか1回のチャレンジで合格できると思っていなかったので、本当に嬉しかったです。

初めてのチャレンジということですが、どのように勉強しましたか。

アロズさん:ネパールでは高校を卒業したら海外留学する人が多く、親戚が日本にいたこともあり、日本に留学したいと思い、日本語の勉強を始めました。YouTube、日本のアニメやコメディーを字幕付きで視聴して、わからない単語を自分で意味を調べたりして、語彙力を高めて自然な会話力を身につけていきました。

「留学生等特別奨励金」(年額20万円)の使い道はどのように考えていますか。

アロズさん:奨励金は後期の学費に充てました。アルバイトの時間を減らすことで、より勉強に専念することができます。

今は1年生ですね。日本福祉大学を選んだ理由と入学した感想を教えてください。

アロズさん:日本福祉大学の先輩が、私が通っていた日本語学校で生活支援にかかわる通訳をしていて、先輩から日本福祉大学では日本人との交流活動や留学生向けの奨励金が豊富にあることを聞いて選びました。実際に入学して、日本人や様々な国出身の留学生と共に勉強する環境で、互いの考えや価値観を知ることが多くあり、毎日学びや発見があり楽しいです。

これからN1取得を目指す留学生へメッセージをお願いします。

アロズさん:たくさん日本語に触れてください。普段から日本語の会話を聞き、自然な受け答えができるようになるには、日本社会に馴染む努力をすれば上達が早いです。N1に合格しても、これはゴールではないので、日常的に日本語を学び続ける姿勢が大切だと思います。

今後の目標について教えてください。

アロズさん:まだ先の目標は決まっていないですが、将来は日本と世界を行き来するような国際的な仕事に就きたいです。今、名古屋国際センターの相談センターで通訳・翻訳のアルバイトをしています。困りごとのある外国人の相談対応や入国管理局のチラシの翻訳をしていて、勉強になることが多いです。専門用語はまだまだ難しいですが、これからインターンシップ等に参加して、自分のやりたいことをより具体化していきたいです。