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社会福祉学部

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お知らせ一覧

できないことがあるからいい だからつながれる
~障害者サポートセンター「舞夢」代表の市江由紀子さんをゲスト講師としてお招きしました~

2015年6月17日

 5月15日(金)、社会福祉学部地域福祉コースの岡多枝子ゼミ・岡久美子ゼミ合同で障害者サポートセンター「舞夢」代表の市江由紀子さんをゲスト講師としてお招きし、お話をしていただきました。
 今回の市江さんのお話のテーマは、「出来ないことがあるからいい だからつながれる~できない理由とできる条件~」でした。障害者サポートセンターの代表をされている市江さんですが、市江さん自身ウェルド・ニッヒ・ホフマン病という障害があります。
 ウェルド・ニッヒ・ホフマン病とは筋肉がだんだん萎縮していく病気で、市江さんの現在の体は、足は全く動かず、握力は25g(通常の握力測定器では0となってしまうため、リウマチ用の握力測定器で測定)、手は右手の手首から先、左手は指先が動いているといったような状態です。
 そんな中で市江さんは自分に便利な道具を作ったりして生活を工夫し、一人暮らしをされています。
 今まで作った道具の中には、リクライニングできるストレッチャー型の電動車いすや、組み立て式で丈夫に作られた書見台などがあります。

市江さん使用のストレッチャー型車いす

意見台

 この書見台は当日持ってきてくださっていて、学生も興味深く見ていました。
 生活を工夫して、市江さんは障害の変化を楽しんでいるそうです。
 障害が変化し、いろいろ経験する中で、いろいろな立場の人の気持ちがわかるようになるので、障害が自分の価値を高めるとおっしゃられていました。
 そうした市江さんの障害の受容・自己肯定の原点は、お母さんの「あなたに手を貸してくれた人はみんな嬉しそうな顔してるね」という言葉です。
 「舞夢」の理念にも、この言葉は活かされています。
 また、「舞夢」のスタッフの亀澤さんも障害のある人と関わっているひとと、そうでない人のイメージのギャップについてお話して下さいました。
 亀澤さんは、見た目のマイナスイメージや関わる機会の少なさから、障害のある人が特別で、介助をするのも「すごい」「自分にはできない」と思われてしまうということを言われていました。
 そして、亀澤さんは、障害=苦手なことで、介助=手伝うなので、障害のある人を介助する=友だちの苦手なことを手伝うというようなことだと言われていました。
 また、不完全な者同士だから助け合えるともおっしゃられていました。 市江さんのお話のテーマも「できないことがあるからいい だからつながれる」です。
 普段私たちはできないことを責めてしまいがちですが、できないことがあるって本当は幸せなことかもしれないと感じることができました。

(文章:社会福祉学部2年 岡久美子ゼミ 後藤穂乃香)
(撮影:社会福祉学部2年 岡久美子ゼミ 齋藤巳佳)