研究会一覧
本学大学院の周りに組織されている「実務家の参加する研究会」について、以下の通りご案内いたします。
「実務家の参加する研究会」は大学院教員、現場の実務家(実務家教員、修了生など)、現役院生が参加し、幅広い実践・研究・人的交流を通じて、持続的な能力向上に取り組んでいます。
掲載数:9(2020年6月19日現在)
- 福祉マネジメント研究会
- 【参加教員】 野口定久
1)研究会の目的・研究内容
日本福祉大学大学院福祉マネジメント研究会は、2004年に、社会福祉学研究科福祉マネジメント専攻(旧称)を卒業した卒院生および在院生によってつくられました。
研究会設立の目的は、サービス、地域、臨床分野や専門領域の垣根を越えて大学院での学習・研究を現場の実践に活かし、現場の実践を研究的な視点でさらに深め、修了生・在院生による交流を深めようというものです。
2)参加している本学教員
野口定久
- ケースメソッド研究会
- 【参加教員】 篠田道子,上山崎悦代
1)研究会の目的・研究内容
1) ケース教材の開発
2) ケースメソッドに関する研究
3) ケース教材の試運転(年1~2回開催)
4) ケースメソッド演習への参加と助言2)参加している本学教員
篠田道子,上山崎悦代
3)参加している実務家の例
社会福祉法人や医療法人の管理職、社会福祉士事務所の所長、居宅介護支援事業者の介護支援専門員、医療機関のソーシャルワーカー、介護保険施設の介護職員など会員数は40名で、実務家教員は15名。
- リハDB(データバンク)研究会
- 【参加教員】 白石成明,近藤克則(非常勤)
1)研究会の目的・研究内容
本研究会はリハビリテーション医療に係る臨床研究の質向上を目的とした研究会である.具体的には,各自の研究データもしくは日本リハビリテーション・データベース協議会(JARD)のデータを用い、(1)診療報酬改訂の影響のモニタリング、(2)各指標の信頼性と妥当性の検証、(3)医療機能評価の臨床指標の開発、(4)アウトカムの施設間比較など医療の質向上、リハ医学のエビデンス作りの基盤整備を目指す研究会である。
2)参加している本学教員
白石成明,近藤克則(非常勤)
3)参加している実務家の例
リハ医、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、社会福祉士、医療マネジメント専門家など
- 日本福祉大学終末期ケア研究会
- 【参加教員】 篠田道子,上山崎悦代, 近藤克則(非常勤)
1)研究会の目的・研究内容
本研究会は、1998年の創立以来、質の高い終末期ケアのあり方を探る研究に取り組んでいます。その研究成果は、2冊の本に結実させてきました。また、2002年度からは公開での事例検討会・研究会を重ねており、延べ 1,300人を超える参加者とともに研究を進めています。 本研究会については、次の文献をご確認ください。年1回公開研究会を開催しています。
『高齢者の終末期ケア -ケアの質を高める4条件とケアマネジメント・ツール』
中央法規出版,2010『在宅高齢者の終末期ケア -全国訪問看護ステーション調査に学ぶ』
中央法規出版,20042)参加している本学教員
篠田道子, 上山崎悦代, 近藤克則(非常勤)
3)参加している実務家の例
医療ソーシャルワーカー、社会福祉士、介護福祉士、看護師、介護支援専門員など。公開研究会への一般参加からの入会者も多数。
- 日本福祉大学大学院 第2次ソーシャルワーク事例研究会
- 【参加教員】 野口定久
1)研究会の目的・研究内容
日本福祉大学大学院と実務家等が協働して、ケース・スタディを中心に、ソーシャルワークに関する研究・実践の検証を行う。研究会は、職種・学歴・資格・出身校を問わず、広く横断的で広範な参加者を募る。
2)参加している本学教員
野口定久
3)参加している実務家の例
對馬幸司氏、火口弥生氏、大学院修了生、現役大学院生、ソーシャルワーカー、ソーシャルワークに関心のあるもの。
- 地域子育て支援システム研究会
- 【参加教員】 後藤澄江,末盛慶
1)研究会の目的・研究内容
福祉現場や保育現場において、子育て・子育ちに関連して抱える課題についての共同研究を進めるとともに、そのような課題解決のための地域を基盤とした子育て支援システム構築のための方策の検討やリーダーの養成。
2)参加している本学教員
後藤澄江,末盛慶
3)参加している実務家の例
公務員・社会福祉協議会職員(子育て支援関連部局)、スクールソーシャルワーカー、保育士(保育園長)、ファミリーホーム運営者、高齢者サロンスタッフなど
- 福祉経営研究会
- 【参加教員】 新谷司,岩田純
1)研究会の目的・研究内容
研究者と実務家が「医療・介護・福祉経営」について共に学び、福祉経営領域の大学院教育の基盤づくりを行う。大学院担当教員ならびに実務家による研究報告または事例報告等を中心に、参加者による討論を行うことによって、研究者には実務の感覚、実務家には理論的思考を培う場とする。大学院進学を希望する学部学生(通信教育を含む)や社会人の参加も募る。
2)参加している本学教員
新谷司,岩田純
3)参加している実務家の例
特定非営利法人の管理職・職員、社会福祉法人の管理職・職員、医療福祉事業の管理職・職員など。
- JAGESプロジェクト
- 【参加教員】 斉藤雅茂,近藤克則(非常勤),山崎喜比古,横山由香里
1)研究会の目的・研究内容
JAGES(JApan Gerontological Evaluation Study, 日本老年学的評価研究)プロジェクトは、高齢者ケア政策の科学的根拠を得ることを目的に愛知県下の2市町村で1999年から始まった。最近は主に健康の社会的決定要因を探っている。その成果は、近藤克則編著:「検証『健康格差社会』-介護予防に向けた社会疫学的大規模調査」(医学書院)などで発表している。 2009年~ 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業 の助成を受けた健康社会研究センターが事務局となり、 2010年,2013年に10万人超の高齢者を対象に大規模調査をしている。2016年には参加市町村が拡大し、39市町村の約20万人の高齢者から調査票を回収している。
JAGESプロジェクトホームページ: http://www.jages.net/
健康社会研究センターホームページ: http://cws.umin.jp/
2)参加している本学教員
斉藤雅茂,近藤克則(非常勤),山崎喜比古,横山由香里
3)参加している実務家の例
医師,歯科医,理学療法士(PT),作業療法士(OT),保健師,栄養士,社会福祉士など
- 日本福祉大学大学院質的研究会
- 【参加教員】 田中千枝子,山内哲也(非常勤)
1)研究会の目的・研究内容
質的研究会は、本学大学院を修了した学生のうち、質的研究法に興味関心のある修了生が参加し、多様な質的研究法について学び、自らの研究に生かすとともに、後輩である修士課程および学部修了の学生に、その実践にもとづく研究視点と手法を身に着けるための研修会を企画し、教育プログラム開発および教授法を学びあう活動をしている。
2)参加している本学教員
田中千枝子,山内哲也(非常勤)
3)参加している実務家の例
教員,精神保健福祉士(PSW),作業療法士(OT)