修士課程 スポーツ科学研究科 スポーツ科学専攻

スポーツを通じた共生社会の実現に向けて、学校・地域・その他の場において、障害児・者を含む個々の多様なニーズに応えリーダーシップのとれる人材に対する社会的ニーズは、ますます高まっています。そうした情勢を踏まえ、本研究科では、スポーツ科学に関わる理論の探求と研究により学際的かつ実践的な研究成果を構築し、スポーツ科学の発展に寄与できる高度専門職業人の養成をめざします。加えて、多様なスポーツニーズへの理解・倫理観を有し、スポーツ・体育の現場やそれをとりまく社会における課題を解決することで、スポーツ文化を発展、継承できる人材を養成します。

修了後の進路

  1. スポーツ関連組織のスタッフ:競技スポーツの指導者と、それを支えるスポーツ科学センター等の研究員や医・科学サポートスタッフ、国内外の各種競技団体スタッフ、スポーツクラブのエグゼクティブマネージャー、そして専門的知識を備えたアスリート等
  2. 教育職 :中学校・高等学校保健体育科教員※、特別支援学校教員や特別支援学級教員
  3. 行政職 :官公庁のスポーツ・健康関連部局の職員、健康政策の国際専門機関職員等
  4. 一般企業:①スポーツクラブ等スポーツを直接的に扱う企業(スポーツ・健康・フィットネス関連企業等)の上級スタッフ、研究開発職等 ②スポーツを間接的に扱う企業の上級スタッフ(メディア産業の基幹要員、スポーツ映像プロデューサー、スポーツイベントクリエーター等) ③スポーツに関連のない企業の健康運動指導の専門家、健康管理部門等の責任者等
  5. 研究職としての研鑽を積むために他大学院の後期課程への進学等

※大学院入学前に該当する校種・科目の免許状を取得していることが必要です。