概要
- 課程名称
- 医療・福祉マネジメント研究科
医療・福祉マネジメント専攻 修士課程 - 授与学位
- 修士(医療・福祉マネジメント)
Master of Health and Social Services Management - 開講形態
- 夜間開講
- 修業年限
- 2年
- 定員
- 30名
特色
Inter Professional Education(多職種連携教育)の考え方を導入し、実践的なカリキュラムを編成しています。社会福祉領域、医療福祉サービス領域と組織・人材マネジメント領域、それぞれのマインドと知識を併せ持つ「医療・福祉現場の高度専門職業人」を養成します。
明日の医療・福祉現場を担う高度専門職業人を養成
日本福祉大学大学院は、日本ではじめて「社会福祉学」の研究科名称をもつ大学院として、1969年に開設され、発展してきました。
大学院を巣立つ院生たちが働く医療・福祉現場では、いまや利用者の多様なニーズと経営上の課題の両方のマネジメントが求められています。
その時代の要請に応え、医療・福祉現場に求められる幅広い専門知識と、 高度なマネジメント能力を持つ人材を養成すべく『医療・福祉マネジメント研究科』を2009年4月に開設しました。 医療・福祉現場の社会人が多く学んでいる、夜間制の大学院です。
- 1 実践に生かせる福祉サービスマネジメントを学ぶ
- これまで本学が培ってきた、社会福祉学のアプローチをもとに、医療・福祉マネジメントの知識を社会的な関連の中で捉える科学的視点を身につけることができます。例えば「制度・政策の動向(マクロ)や、事業所・地域・NPOなどのマネジメント(メゾ)、臨床レベルの実践(ミクロ)」などを学ぶことができます。
- 2 医療・福祉現場の優れた実践例を学ぶ
- 従来からの実践理論や研究方法論の講義科目に加え、先駆的な優れた実践事例も学べるよう、医療・福祉現場から招いた実務家による講義や、ディスカッション、スーパービジョンをおこなう演習を開講しています。
- 3 ケース教材を用いた討論中心型の演習授業を導入(ケースメソッド演習)
- ケースメソッド演習により、多様な背景を持つ多職種からなる院生との討論で視野を広げ、応用可能な実践的思考力・多面的な分析力・問題解決力・コミュニケーション力を養成します。
- 4「修士論文」に加え「リサーチペーパー」も設置
- 本研究科の修士学位請求論文には「修士論文」と「りサーチペーパー」があり、いずれかを選択し執筆します。
「修士論文」は、研究力量の開発を目指し、大学院での研究の成果として提出する論文です。指導教員からの個別指導を受けながら修士論文を執筆します。修士課程を修了後、博士課程への進学の可能性がある者は修士論文を選択することを推奨します。
「りサーチペーパー」は、医療・福祉分野のさまざまな課題を調査・研究し、実践現場にとって有用な知見を論文にまとめるものです。論文の構成などは修士論文に準じたものです。指導教員からの個別指導を受けながらりサーチペーハーを執筆します。 - 5 週末の集中講義を多く開講、オンライン授業も柔軟に活用
- 本研究科の授業は主に、月曜~金曜の夜間(6限18:25-19:55、7限20:05~21:35)および土日を中心とした集中講義で開講されます。履修登録を工夫することで、週末の集中講義を中心にした履修により必要な単位を修得することも可能で、仕事を続けながら修学することができます。また、一部の科目ではオンライン授業やハイブリッド型授業も柔軟に活用します。