健康科学部 お知らせ
学生が内装等を提案した東浦町グループホームの内覧見学会
11月24日、健康科学部福祉工学科建築バリアフリー専修の村井准教授ゼミに所属する学生が設計に携わったグループホーム『メドックホーム栄風館』の内覧会が行われました。
今回は村井准教授と有志の学生が見学会に参加しました。設計を担当した株式会社都市設計A&Uに在籍する本学卒業生の野々山諄篤さんも参加いただき、利用者や支援者の方に配慮した設計のポイントや、施設のこだわりなどについて丁寧に説明いただきました。
また、利用者の方の個室の名称が「○丁目○番地」となっているのは、当時設計に携わった先輩学生が議論を深め、「利用者さんに親しみを感じてもらいたいといったことだけでなく、数字を使うことで支援者にも分かりやすくなる。」との思いから採用に至ったエピソードについて村井先生や野々山さんから語られました。
本学で建築を学ばれた野々山さんから学生たちへ「建物をつくる際は、建築基準法だけでなく、消防法や福祉関係の法律など、他の法律の確認も必要になることが多々ある。これからの時代、ますます福祉や医療の知識を持ち合わせた建築士が求められてくる。日本福祉大学で学ぶからこそ、福祉や医療の知識を建築に活かしてもらいたい。」と伝えられました。
内覧会の最後には、実際にホームで提供される薬膳茶とおかゆの試食を提供いただきました。
※2025年4月、時代のニーズに応える工学教育をさらに推進するため、工学部(仮称・設置構想中)を開設します(予定)。情報工学、建築学を両輪に、人々の健やかな生活に貢献できる情報システム・AIの開発、住環境・生活空間づくりができる技術者を育成していきます。詳細は本学のHPよりご確認ください。
関連リンク
- 日本福祉大学が生まれ変わります! (2025年4月工学部開設 ※仮称・設置構想中)
- 健康科学部 福祉工学科 建築バリアフリー専修