国際学部 お知らせ
【国際学部】地域日本語教育ボランティアを対象とした研修会を実施しました
10月20日(土)に東海市商工センターにおいて、国際学部の田中真由美助教が「日本語教室研修会」を実施し、東海市国際交流協日本語教室のボランティアの方など約20名が参加しました。
この研修は「令和6年度 東海市大学連携まちづくり推進事業※」として昨年初めて開催し、好評だったことから、今年度も開催したものです。田中真由美国際学部助教が講師を務め、アシスタントは、本学で日本語教員養成課程の主専攻として日本語教育について学ぶ国際福祉開発学部3年生の太田寿梨さんが務めました。
講義で最近の日本語教室での教室活動の紹介などの話を聞いたあと、3つのグループに分かれて、「学校型」ではなく、同じ地域住民としての「対話型」授業の進め方について、具体的にテキストを使って意見を出し合いました。
最後に各グループで話し合われた内容を全体で共有し、研修会を終えました。
今回アシスタントとして参加した国際福祉開発学部3年生の太田さんは、研修会が終わった後に「田中先生の手伝いとしてこの研修会に参加し、実際に地域の日本語教室をしている方々の取り組みや活動を通じて感じていることを聞くことができ、とても勉強になった。私は地域の日本語教室に参加したことがないので、今後は自分の住んでいる地域の日本語教室に参加してみたい」と感想や今後の意気込みを語ってくれました。
また、参加者アンケートの感想には「新しい知識や参考できる本、サイト等を知ることができた。」「話し合う機会があったのが良かった。」「 文法と会話 どっちも大事なことが分かった。」とあり、今後取り上げて欲しいテーマや内容については「留学生と話したり 教室に学習者が何を求めているか 本心を聞く機会。」「実際の教え方(デモ)」などが挙げられていました。