4年間の学びの流れ
1・2年次
学びの3本柱
体験型プログラムの一例(主に国内・学内)
【1年次】国際交流ファシリテーション演習
海外の学生を招聘し、国際交流イベント(ワールドユースミーティング:WYM)を企画、運営します。実践的な英語の活用や人的ネットワーク構築を体験しながらファシリテーションを実施。グループごとに情報共有に必要な文書処理力やSNS利用などのICT力を駆使し、イベントを準備、運営、評価していきます。積極的なコミュニケーションと冷静な問題解決により、文化の異なるメンバーが協働する学び体験を通して、グローバル社会で役立つファシリテーションスキルが身につきます。
【2年次】グローバルフィールドインターンシップ
企業の国際活動をサポートするイオンコンパス株式会社および流通大手のイオントップバリュ株式会社との連携による、アメリカ(ニューヨーク、ロサンゼルス)、マレーシア、ベトナム、フィリピンなどでの海外研修プログラムを開発。また、外国人の利用率が高い中部国際空港セントレアホテルでのフロントクラーク実習など、グローバルエリアにおける実践型長期有給プログラムを多数用意しています(申請により単位取得可能)。
3・4年次
体験型プログラム・演習の一例
【3年次】グローバル企業ケーススタディ
今日の世界経済は、ビジネスが国境を越え、組織が多様化し、国際的な相互依存が非常に高まっています。日本企業にとっても、グローバル経営に精通する人材の育成はますます重要です。この講義の目的は、海外企業も含めたいくつかの業種の具体的事例を通して、グローバル企業経営の基本的な考え方を学ぶことです。グローバル企業で必要となる戦略や組織のマネジメント方法などを学ぶと同時に、日本型ビジネスモデルを理解し、海外市場での展開のあり方を探究します。
【3年次】開発ソーシャルワーク演習
地域が抱える問題を住民の知恵や能力を活かして解決につなげる開発ソーシャルワーク。そこで必要となるスキルを身につけます。学生同士の討議やグループワークを数多く行うことにより、参加者の考えを引き出し、創造的にまとめ、全員が共有できる形に表現して、推進する力を養います。この演習で会得したコミュニケーションやファシリテーションの能力は、国際社会開発の現場はもちろん、企業や行政でのさまざまな場面で活かすことができます。
【4年次】卒業研究/卒業論文
授業での学びや国内外でのアクティブラーニングで得た気づき、関心や課題をもとに、学生が自ら研究テーマを設定。各専門分野の教員の指導を受けながら研究計画の立案、研究成果の分析や考察などを行い、4年間の集大成として卒業論文を書き上げます。
【卒業研究のテーマ例】(2022年3月卒業生)
- 発展途上国の英語教育支援 ~カンボジアでの活動を通して~
- 「アフリカのSDGs達成に向けての現状と課題」 -「アフリカの村から~エリナの物語~」を出発点として-
- ゲームを利用したコミュニケーションの可能性と「ゲーム依存症」
- フィンランドから学ぶ日本の教育 -子どもが伸び伸びと学ぶ授業のために-
- ビーガンや精進料理の形成要因の比較と国際問題との関係
- 外国にルーツを持つ⼦どもたちの⽇本語学習 -環境が与える影響-
- 自動車におけるエコ(環境と経済)の現状と課題-調査結果からみる自動車に関する意識の違いについての考察-
- 「インドネシア人日本語学習者の日本語の誤用とそれにおける中間言語の傾向と背景要因に関する考察 -インドネシアの日本語教育現場から-」
- コロナ感染拡⼤の影響による外国⼈技能実習⽣の実態
- How International Students'Eating Habits Change after they Move to Japan