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認知症啓発でまちの賑わいづくりに貢献(社会福祉学部)

レポート
2024年11月06日

11月3日(日)、社会福祉学部2年次科目「フィールド実践演習」(斉藤ゼミ)の認知症啓発グループが、半田市中心市街地で行われた「はんだまちなかフェスティバル」に子ども向けの認知症啓発ブースを出店しました。

学生が企画した「認知症ほっこりクイズ」ブースの様子

斉藤ゼミでは、認知症に対する理解を研究データや地域の実践者から学び、その上で、学生としてどのような啓発活動ができるかを考えてきました。そして、グループに分かれて企画を考えて、実践を通して地域社会に貢献することを目指してきました。

認知症グループは、今夏に美浜町上野間地区の地域サロンで、「食のワークショップ」を通して多世代向けの認知症啓発企画を実施しましたが、子どもに参加してもらうことができませんでした。そこで、今回は、子どもが集まるところへ出店することを考え、商店街が企画する「はんだまちなかフェスティバル」に出店し、学生が考案した紙芝居形式の「認知症ほっこりクイズ」を通して、子どもたちに認知症への理解をひろげました。また、ブースには風船の飾りつけを施したり、参加者にお菓子を用意したりするなど学生の工夫が随所に表れていました。

また、クイズに参加した人に認知症の理解度をはかる独自アンケートを実施し、現状についての認識を深めました。参加した子どもたちからは、「(認知症について)初めて知った」、「おじいちゃんが認知症なんだ」といった声が聞かれました。斉藤ゼミの河原さんは、「イベントには、家族連れだけでなく参加ブ-スを目的に来ている人など様々な目的をもった人が集まってきているので、自分たちから声をかけることで(これまで認知症に)関心をもっていない層にもアプローチすることできた」と、この日の成果を語ってくれました。

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