4年間の学びの流れ

1年次

総合演習(ふくしコミュニティプログラム)

主体的に学びながら地域への関心力を高めることをめざし、「地域を知る→調べる→地域とかかわる→学習を深める→成果をまとめる」という一連の学習プロセスを体験するゼミナール形式の授業です。学生は専修ごとに少人数クラスに分かれ、自らテーマを決め、調査し、考え、クラスの中で討論・共有するなどして学びを深めていきます。身近な社会問題の解決をめざし、地域住民の立場や視点を感じ取る力を養います。

2年次

フィールド実践演習

学内での文献学習にとどまらず学外での体験を重視し、専修ごとに特色ある演習を行います。知多半島のNPO等と連携して5日間の地域活動をする「サービスラーニング型」、福祉分野にとらわれず地域研究と課題解決のための企画立案・実践学習を行う「地域研究型」、保健医療機関などでチームケアを体験学習する「多職種連携型」、全国の先進的福祉施設などで見学・研修する「エクスカーション型」があります。

3・4年次

社会福祉専門演習Ⅰ・Ⅱ

1・2年次の学びを発展させ、深めたい研究テーマや希望の進路に応じて3年次にゼミを選択。3・4年次の2年間は同じメンバーで文献調査やフィールドワークなどの演習を進め、他ゼミや先輩・後輩との交流も深めながら卒業論文にまとめていきます。

ソーシャルワーク実習

愛知県や長野県および本学が提携する社会福祉法人運営の福祉施設・事業所などで、2年次から3年次にかけて240時間以上の実習に臨みます。ソーシャルワークを担う専門職への理解を深めるとともに、実践を通して援助技術や「ふくし」の心を磨きます。

ソーシャルワーク専門実習

ソーシャルワーク実習の修了者は、関心に合わせて「子ども」「障害」「高齢・地域」などの分野別に専門機関で実習します。

医療ソーシャルワーク実習

一般病院、療養型病院などの保健・医療分野で実習し、医療福祉の学びを深めます。

地域、多職種との連携で、学びの広がりを実感する

地域マネジメント実践Ⅰ(1年次)

行政・NPO法人・住民などから協働型のまちづくりを学ぶフィールド学習です。実際に現地へ足を運んで地域交流し、その取り組みを目で見て学びます。

地域マネジメント実践Ⅱ(2年次)

ケースメソッドや事例検討などにより、社会福祉の専門職に必要な多職種連携の実践力を身につける参加型の学習です。他学部との合同授業も行い、他職種への理解を深めます。

地域マネジメント実践Ⅲ(3年次)

地域連携と多職種連携を両輪とする本学の連携教育に基づき、連携を実践する上でソーシャルワーカーが果たす役割を実践的に学びます。他大学の医学部、看護学部、薬学部を含む4大学11学科の学生との合同授業に参加します。

在学ギャップイヤー

3〜4カ月間にわたり学外において短期間では体験できないようなフィールドワークを実施するプログラムです。

社会福祉学部の4つの専修