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国際学部の教職を目指す学生が地域の小学生を対象にイングリッシュ・サロン「楽しい英会話」を開催しました。

レポート
2024年12月19日

 国際学部の米津明彦教授と教職を目指す米津ゼミの学生らが、地域の小学生を対象としたイングリッシュ・サロン「楽しい英会話」(令和6年度東海市大学連携まちづくり推進事業採択事業)を開催しました。 
 英語や英語使用する国の文化について楽しく学びながら、地域の子どもたちを中心とした異年齢交流を促進すること、また、教職を目指す本学学生が広い視野で英語教育について考え、実践する機会とすることを目的として実施されている本企画も今年度で4年目を迎えました。

 「楽しい英会話」は、5回のプログラムが組まれ、登録した近隣の小学生(1年生~6年生)が、楽しみながら英会話を学びました。内容は、教職課程の3年生が毎回検討し、プログラムを作成しました。

 
回数 日時 参加小学生 学生 教員 プログラム
第1回 7月27日 6名 6名 1 7月27日プログラム
第2回 9月14日 5名 8名 1 9月14日プログラム
第3回 10月19日 4名 6名 1 10月19日プログラム
第4回 11月2日 3名 6名 1 11月2日プログラム
第5回 12月7日 4名 8名 1 12月7日プログラム

 参加小学生からは、「誕生日を言えるようになった。」「ゲームで体のパーツを覚えられた。」「発音が難しかったけど、英語を覚えるのが楽しかった。」「英語に興味が出てきた」「絵描きゲームが、楽しくてめっちゃ笑った。」「みんなでやるのが楽しかった。」「さゆき(学生)がおもしろかった」などの感想が寄せられ、1年生から6年生までが学生と一緒に同じ活動に取り組みながら楽しく交流しました。
 最終日に学生が子どもたちに「教える私たちもとても楽しかった。これからも楽しく英語を学んでください。」「来年はなんと、僕が教えます。来年も来てね!」(2年生の水谷さん)とお別れの挨拶をすると、参加した6年生の男の子は、「来年は、教える側で参加したい。将来は英語の先生になりたい。」と話していました。

学生の振り返り

  • 授業のレベルは上げすぎず、「楽しく学ぶこと」にフォーカスを当てたことは正解だった。
  • その子に合った人がついて、その子に合った方法で一緒にやることが大切だと思った。
  • 声のかけ方、トーンを変えたりすることで子どもの反応を見ることもできると思った。
  • 英語を楽しいと思ってもらうことで、授業以外でも主体的に学びを進めてもうらうことが重要
    ではないかと感じた。
  • 学校では消極的だった子が(インターンシップで学校の様子も知っている)、積極的に発言をする姿が見られ、学校とは違った一面をみることが出来た。
  • 子どもたち一人ひとりが、どのような雰囲気だと参加しやすいかを見極められるようにしたい。
  • 小学生に教えること、英語を教えることの難しさと楽しさを再認識できた。
  • 小学生に、英語をどう使ってもらうかなどを考えるきっかけとなった。