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学園創立70周年・半田キャンパス30周年記念事業 【健康科学部リハビリテーション学科介護学専攻企画】 ホームカミングデーin半田 開催報告

レポート
2025年11月07日
  • 日時  :11月2日(日)15時~17時
  • 開催場所:日本福祉大学半田キャンパス 教育研究棟1階 106講義室

プログラム

第1部

<シンポジウム>卒業後のキャリア形成 15:00~16:00

講師
  • 株式会社HRN 訪問介護事業所 ヘルパーステーションかるみあ
    代表取締役 平野雄祐氏(介護学専攻 2013年度卒業)
  • 株式会社HRN 訪問介護事業所 ヘルパーステーションかるみあ
    管理者補佐 迫拓実氏(作業療法学専攻 2018年度卒業)
  • 社会福祉法人 よつ葉の会 鳥見作業所
    副主任 吉田宇宙氏(介護学専攻 2012年度卒業)
  • 社会福祉法人サン・ビジョン介護老人福祉施設ジョイフル名駅
    介護長 石本陽介氏(介護学専攻  2011年度卒業)

第2部 ミニ講演会・交流会 16:00~17:00

講師:陳立行先生、樋口京子先生、間瀬敬子先生、北村眞弓先生

介護学専攻参加教員:久世淳子先生、小島重子先生、藤原秀子先生、水谷なおみ先生、森若茂治先生

介護学専攻のホームカミングデーが、水谷なおみ介護学専攻長の司会進行にて、 会場参加32名で開催されました。

 第1部では、株式会社HRNの平野雄祐氏・迫拓実氏、社会福祉法人よつ葉の会の吉田宇宙氏、サン・ビジョン介護老人福祉施設ジョイフル名駅の石本陽介氏の卒業生4名が登壇し、「卒業後のキャリア形成」をテーマに講演しました。4名は、現場経験を経て現在は訪問介護事業の代表や管理者補佐、施設の副主任や介護長といった管理的な立場で活躍しており、現在の業務内容、やりがい、学生時代の学びの重要性、キャリアパス等について講演しました。登壇者からは、在学中の学びや多職種との連携が現在の仕事に活きていること、ICTやAIを積極的に取り入れ職員が働きやすい環境作りを進めていることが話されました。質疑応答では、職員の向上心を高めるための取組み案や多職種合同同窓会の企画に関するアドバイスが質問され、オンライン研修の活用や共通の話題(AI・ロボット導入)をテーマとする企画が提案されました。

 第2部では、退職教員の陳先生、樋口先生によるミニ講演会が行われました。陳先生は、中国での現状を踏まえ、AIの積極的な活用と、その根底に「人の心」や「優しい気持ち」を持ち続けることの重要性を強調されました。樋口先生は、日本の文化や習慣を考慮に入れた日本版アドバンス・ケア・プランニングに関する意識調査や定義を紹介しました。

 その後、退職教員の間瀬先生と北村先生、また在職教員から近況報告と参加者へのメッセージが伝えられ、参加者は熱心に耳を傾けていました。専門職として知識・技術のアップデートは不可欠である一方、大学での学びや初心を忘れないことの大切さが共有されました。介護学専攻同窓会長からは、今後も企画や講演を通じて関係構築を継続していきたいと、同窓会への積極的な参加が呼びかけられました。参加者からは、「久しぶりに同窓生と会えて嬉しかった」「ミニ講演会で学び直しができた」との感想が寄せられ、企画終了後も活発な交流が続きました。