健康科学部 お知らせ
【一般社団法人Knocku主催】中部地区初! 半田キャンパスで車いすハンドボール選手発掘・体験会開催
2024年4月20日(土)、日本福祉大学半田キャンパスにおいて、一般社団法人Knockuによる「車いすハンドボールの選手発掘・体験会」が開催されました。同イベントは、日本福祉大学 健康科学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻所属、車いすハンドボール日本代表コーチの大西満教授が橋渡し役となって実現。中部地区では初開催となりました。
練習会には「東京2020パラリンピック競技大会」に出場した日本代表選手をはじめ、関東・関西・北陸から選手・経験者が半田に集結。車いす同士の激突やストップ&ゴー、細かいパス回しや急旋回しながらの強烈なシュートなど、熟練の技術に目が離せませんでした。 体験会には小学生から大人まで約15人が参加し、自己紹介しながらのパス回しやゲーム体験などを通じて競技を楽しみました。
イベント開催にあたっては、健康科学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻の学生ら約12名が運営ボランティアとして参加。その細やかな声掛け・対応に選手や参加者から多くの感謝の言葉が寄せられました。
大西満教授コメント
まずは選手から「学生さんの細かな配慮と対応が素晴らしかった」「ここでもう一回やってほしい!」体験会参加者からも「子どもも楽しませてくれて、幸せな時間でした。学生さん最高でした」「元気さ、溌剌さ、人柄に引き寄せられました」など、ボランティア学生の対応をお褒めいただきました。
学生達が選手やスタッフと関わったり、体験したりすることで考え方や生き方を身につけていきます。楽しかった!すごい!と感じたことが学生自身、そして相手の人生を豊かにすることに繋がるのではないかと思っています。学内教育のみでは得られない「他者」が「そこ」にいて自ら始めて「対応」するのです。学生達の朝の顔と夕方の顔は全く違いました。そして、何よりもスタッフ側も元気づけられたのです。一人一人が「自分ごと」として捉え行動した結果、これだけ変化や成長があるものなのだとつくづく感じた次第です。
6月には車いすハンドボール日本代表の合宿が愛知県で開催されます。そこでは選手の運動や精神面などのデータを取りながら科学的に分析し戦術に活かす研究も行なって参ります。そして、9月のIHF Wheelchair Handball World Championship(Cairo-EGYPT)では決勝進出を目標に日本代表は動いております。是非とも皆様のご協力・ご支援の程よろしくお願いいたします。
実施体制
後援:日本福祉大学
一般社団法人日本車椅子ハンドボール連盟
名古屋市障害者スポーツ協会
社会福祉法人名古屋市総合リハビリテーション事業団
協力:MT-ASA
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