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健康科学部毛利研究室が企画・設計等に関わった「cocoRoサロン直」でゼミを行いました

レポート
2024年04月17日

4月1日、健康科学部毛利研究室が2023年当初から企画、内装設計、施工の一部などに参画してきた「cocoRoサロン直」が開設しました。

事業主は半田キャンパスで学生支援相談員であった小澤さん(臨床心理士・公認心理師)で、施工に携わったのは本学福祉工学科で建築を学んだ卒業生で、本学の学びと実践が詰め込まれたサロンとなっています。

サロンにはカウンセリングルームと学生専用のコアワーキングスペースがあり、学生・若者と地域と社会がつながる空間として運営していくことをめざしています。

内装は、気軽に立ち寄れることをテーマに多様な木材を使用し、リラックス効果だけでなく、安心感を与えるような素材を使用。またリノベーション物件でもあるので、元の内装の色や素材との調和にも配慮し、温かみのある空間に仕上げました。

そして、この度開設を記念して、サロン内で5名の学生が以下のテーマと目的で卒業研究の中間報告を行いました。

井戸来偉央さん「介護ロボットの利用を前提とした住宅設計」

研究の目的:現在、一般住宅での介護ロボットの利用は普及していない。普及しない原因は介護ロボットの利用を前提としない建築になっていることと仮定して調査を進め、介護ロボットが使いやすい建築を研究する。

大久保美紅さん「単独での飲食における入りやすさの要件」

研究の目的:単独客が飲食店を選ぶ際の意識や行動を調査し、顧客が店選びをするための広報を考える。

大野和史さん「模型と実空間における印象評価の差異」

研究の目的:建築は実物ができあがるまで、体感することができない。どのような条件があれば、模型を通して建築者と利用者のイメージが共有できるのか研究する。

尾川楓季さん「視覚障害者の特性を踏まえた観光情報のあり方」

研究の目的:視覚障害者固有の行動特性や意識を踏まえ、彼らが楽しむことのできる観光のあり方や事前の情報提供について明らかにする。

河合俊樹さん「宿泊施設におけるバリアフリー化および情報提供の実態」

研究の目的:簡易宿所に宿泊する車いすユーザーの旅行頻度や宿選びのポイント等を調査し、車いすユーザーが必要な情報が何かを研究する。