健康科学部 お知らせ
福田研究室が「東海市の未来の公園」についての研究成果報告会を開催しました
健康科学部の福田研究室が、東海市大学連携まちづくり推進事業として取り組んだ「東海太田川駅西土地区画整理事業計画地を仮想敷地とした公園の提案~ヒメボタルが生息できるSDGsに資する東海市の未来の公園~」の研究成果報告会と東海市の未来の公園を議論するワークショップを2月28日に開催しました。
趣旨説明
冒頭に本事業の代表者である健康科学部の福田秀志教授から、テーマについて「東海市の位置する中部圏は大阪にならびヒートアイランド現象が最も深刻であり、対応が急務となっている。都市の中に緑地を形成することが求められている中、SDGsに資する一つの公園像を提案すべく取り組んだ」との趣旨説明がありました。
成果報告発表
趣旨説明の後、事業目的のために遂行した3つのプロジェクトについて、取り組んだ福田研究室の4年生の学生がそれぞれに成果報告発表を行いました。
プロジェクト1
「東海市内の公園における利用者の密度が行動に及ぼす影響」
佐々木凛さんは、東海市の二本木公園、大田公園北、千鳥公園を対象に、各公園における利用者の行動調査をおこなった結果とその結果から抽出した現状の課題について発表しました。
プロジェクト2
「緑地公園におけるヒメボタルの生息環境提案 ~加木屋緑地におけるヒメボタルと、餌となる生物の生息状況~」
久納達矢さんは、加木屋緑地におけるヒメボタルと餌となる生物の生息状況を調査し、どのような環境を整備すると生息しやすい環境になるかを調査結果から提案しました。
プロジェクト3
「東海太田川駅西土地区画整理事業対象地区の公園予定地を仮想敷地とした「都市の中の森」の提案」
斎藤海空弥さんと涌出陽介さんは、SDGsに寄与する都市の中の緑地(森)について、モデル緑地、鎮守の森の調査を通して得た知見から、東海太田川駅西土地区画整理事業対象地区の公園予定地を仮想敷地として、東海市に将来期待される「未来の公園」を制作した模型を使って説明・提案しました。
ワークショップ
3つのプロジェクトの発表を踏まえて、参加いただいた東海市の職員の方と福田研究室の4年生、3年生が4つのグループに分かれ「東海市に求められる今後の公園像」について話し合ったあと、話し合った内容をグループ発表しました。
グループディスカッション
グループ発表
講評
最後に、ご参加いただいた東海市の職員の方からそれぞれ講評をいただきました。