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【健康科学部 リハビリテーション学科介護学専攻】「介護福祉論Ⅱ」の授業でHAL®(腰タイプ介護支援用)の装着体験を行いました!

レポート
2023年08月23日

健康科学部リハビリテーション学科介護学専攻では、2年次に「介護福祉論Ⅱ」を開講しています。「介護福祉論Ⅱ」では、人権の尊重や自立支援の観点から個別の状況に応じた介護サービスのあり方を理解し、サービスの提供にあたり必要な職業倫理と介護従事者の健康管理について学びます。 

7月17日の「介護福祉論Ⅱ」は、社会福祉法人なごや福祉施設協会 本部事務局 施設指導担当主幹 濵田 信氏と、同法人特別養護老人ホームなごやかハウス滝の水の介護主任 尾関 里奈氏(2015年度卒業)を講師に招き、介護従事者の健康管理の一環として、HAL®の装着体験を行いました。

HAL®は、人が体を動かすときに脳から筋肉へ発信される生体電位信号を読み取ることで、装着者の動きに合わせアシストしてくれます。そのため、移乗介助のような介助動作において腰部にかかる負荷を低減することができます。最近は、介護職員の腰痛予防対策の一つとして注目されています。

今回は、講師の方のご厚意で、施設で活用しているHAL®を4台持参して頂き、学生全員が体験することができました。写真は、実際に学生がHAL®を装着し、荷物(水を入れた容器)を持ち、動作アシストを体験しているところです。一度目は変化を感じなかったようですが、講師の指導のもと、何度か上下運動を繰り返すと、学生から「体が自然に動く!」「軽くなった!」と声が上がりHAL®のアシストに感動した様子でした。

最後に、講師のお二人から、介護現場でHAL®を活用するメリットとデメリットについてお話をうかがいました。学生は、介護現場の実例から、あらためて介護を受ける側、介護をする側の安全と負担軽減の重要性を学びました。