カリキュラム・科目

国際学部独自のPBL科目

自分で動いて自由に研究! 国際学部独自のPBL科目群

国際学部では、実社会の課題に取り組みながら学ぶプロジェクト型学習(PBL)科目を数多く用意しています。
1年次は科目として用意されたプログラムに参加することで、海外の学生との交流や現地訪問の機会が提供され、2年次以降は学生自身で活動計画を定め、国内外の現場へ出かけて自由に調査・研究を行うことで単位を修得していくことができます。

世界のどこにでも

国内国外を問わず、調査・活動する現場を自分で決められます。実施する期間や回数も自由です。

個人でもチームでも

関心が近い仲間とプロジェクトチームを組んで役割分担しながら調査・研究することもできます。

どんなテーマでも

子どもへの学習支援、多文化共生のまちづくり、地域経済の活性化など、研究テーマは自由です。

単位認定の流れ

事前に計画書を提出し、現地で研究調査を行って、考察内容を含む報告書をまとめて提出します。報告内容が評価されれば、卒業単位として認定されます。

学生の調査計画を教員が徹底サポート

「自由に研究と言われても、何から始めれば...?」そんなあなたは教員に相談を。テーマ設定から訪問先の選択まで、きめ細かく相談に応じます。

研究テーマ例

ベトナム人学習者を対象とした日本語教育について

取組期間: 2023年4~5月
訪問場所: ベトナム「Anh Bin 日本語センター」

ハノイにある日本語センターで技能実習生に日本語を教えながら、ベトナム人が日本語学習をする際に特有な難しさや課題について考察。

カンボジアでの教育の実態と子ども達の意欲に関する調査

取組期間: 2023年2~3月
訪問場所: カンボジア「シェムリアップ州教員養成校」や「付属小学校」

カンボジアの教員養成校や付属小学校を訪問しながら、現地の教育実態の把握や小学生との交流、英語でのプレゼンテーションなどを行った。

フィリピンの児童養護施設(House of Joy)における活動の実態

取組期間: 2024年2月
訪問場所: フィリピンフィリピン・ダバオオリエンタル

フィリピンの児童養護施設で子どもたちと一緒に過ごしながら、フィリピンの生活スタイルを経験したり社会的養護の実態について調査を行った。

海外にルーツを持つ子どもたちの現状を知り、子どもに日本語を教える時の最も良い方法を学ぶ

取組期間: 2023年2~5月
訪問場所: 日本愛知県名古屋市明治学区

日本語楽手サポートを行うボランティアの活動を通じて、海外にルーツをもつ子どもたちにどのように日本語を教えるのがよいか、気をつけた方が良い点など自身の活動を通じて調査を行った。

科目PICK UP

入学直後からの入門科目で基礎固め

2年次以降の本格的な調査・研究に向け、1年次には入門科目で行動力やコミュニケーション能力、基礎的な調査能力を養います。

国際交流ファシリテーション演習Ⅰ・Ⅱ

入学直後からアジア各国の学生とグループ研究を行い、8月には英語プレゼンテーション大会「ワールドユースミーティング(WYM)」を開催。その企画と運営を学生自身で行う演習科目です。多文化を知り、英語やICTを駆使し、課題に立ち向かうための力を養成します。

フィールドワーク入門

学生自身が関心のある現場に身を置き、五感を使って体験的に観察・記録し、自分自身も見つめ直す「フィールドワーク」という調査研究手法の魅力を手ほどきする入門科目です。本学部には国内外での現場体験や現地調査を単位として認定できる制度があり、その一歩を踏み出すための知識を習得します。

カリキュラム

レベル別の英語科目でスコアアップ!

TOEICなどの外部英語能力試験の定期受験を推奨しています。客観的なスコアを通じて学生自身が英語の学習到達度を把握し、個々の目標に応じて基礎・中上級レベルの英語科目を履修。効率よくスキルアップを図れます。目標スコアに達した場合、受験料の全額補助や、表彰の制度もあります。