カリキュラム(学校教育学科)
履修モデル紹介
取得をめざす免許状に対応した
科目群をまとめた履修モデル

学校教育モデル
福祉の視点を備えた小・中学校教員をめざす人に
福祉に強い小・中学校教員をめざす人の履修モデルです。子どもにまっすぐ向き合ってその声をしっかりと聞く力、心理職・福祉職とも連携して課題を解決する力、特別な教育ニーズを持つ子どもと家族を理解して支援する力を養います。
取得すべき資格
小学校教諭一種免許状
中学校教諭一種免許状(社会)
モデル推奨科目
学校福祉論
教員は、子どものしあわせを具現化する専門職です。授業では人権擁護の意義、地域連携、多職種連携、教育と福祉の連携などを学び、チーム学校時代の教員像を考えます。
中等社会科教育法D
中学校社会科は、民主的な主権者としての基礎を養う科目です。過去の授業記録を題材にして教員の発想や問題意識の大切さを学び、具体的な指導法を身につけます。
総合的な学習の時間の指導法
「総合的な学習の時間」が登場した経緯とその意義を理解して、テーマ設定や学習の展開方法について実践事例を題材に学び、授業実践のイメージを持てるようにします。
学生の声

特別支援教育モデル
障害のある子どもを支援できる教員をめざす人に
福祉に強い教員を養成する理念は学校教育モデルと同じです。学校教育全般に加えて特別支援教育を学び、障害児教育にかかわる高度な専門職を育てます。多様な障害の特性、障害児の発達や心理、取り巻く環境について理解を深めます。
取得すべき資格
小学校教諭一種免許状
特別支援学校教諭一種免許状(知的障害・肢体不自由者)
モデル推奨科目
特別支援教育論
心身に障害のある子どもの教育の理念、障害児教育の歴史や思想、特別支援教育に関わる社会的・制度的・経営的事項などを学び、特別支援教育全般の理解を深めます。
発達障害児指導法
発達障害の基礎的理解を踏まえ、特別な教育的ニーズのある子どもの現状や課題を考え、支援方法を学びます。さらに、家族の支援などについても理解を深めます。
重度重複障害児指導法(総論)
特別支援教育の経験豊富な教員が担当し、重度障害児・重複障害児の心理・生理・病理を踏まえつつ、随伴する各種障害に合わせた指導内容・方法を学ぶ演習科目です。