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美浜町と防災事業推進協議会および包括協定協議会を開催しました
2013年3月6日
愛知県美浜町との連携を推進する日本福祉大学と同付属高校は、包括協定(2010年10月22日締結)および防災協力協定(2011年10月20日締結)に基づく両協議会を、2月27日(水)に美浜町役場において開催しました。今年度実施した連携事業の実績や、来年度以降の取り組みおよび今後の課題をふまえ、活発な意見交換がなされました。

◆美浜町からは山下治夫町長、石川達男副町長など、幹部職員が出席。
本学は渡辺照男理事長、加藤幸雄学長、平野征人校長など、理事や部局長らが出席。
また、美浜町家主組合から都筑長武組合長が出席しました。
最初に開かれた防災事業推進協議会ではまず、野尻紀恵社会福祉学部准教授が「日ごろの地域力が、非常時の底力!」と題して報告。防災の知識や技術を身につけるのはもちろんのこと、日ごろの地域コミュニティでの様々な活動を通じて住民同士が顔見知りになって繋がり、地域力を高めていくことが、非常時には何よりの減災力になるといったことが話されました。そのほか、美浜町・美浜町社会福祉協議会・本学の共催で全5回講座を開講した「みんなの減災カレッジ」についても紹介されました。
次に美浜町から、愛知県と美浜町によって2013年11月17日に実施予定の「愛知県・美浜町津波・地震防災訓練」の紹介および本学への会場提供等の協力要請がありました。本学からは、本学の友好提携自治体間における災害時相互救援のための協定締結に向けた取り組みについて提案がなされました。この提案は、友好提携自治体のひとつでもある長野県宮田村から呼び掛けられたものです。
これら美浜町と本学の双方で出された協力要請や提案について、今後検討のうえ、連携・協力して進めていくことが本協議会において確認されました。

◆本学の「安全の日」(2012年10月20日)に美浜町と共同で実施した地域総合避難訓練など、
2012年度実施事業や、2013年度事業計画について紹介されました。
続いて開かれた包括協定協議会では、今年度実施された5つの分野の38の連携事業の概況が紹介され、第5次美浜町総合計画策定状況について確認されました。次に来年度の事業として、取り組むことが決定している「みはま地域行政大学」と「地域連携プラットフォーム(仮称)構想」について合わせて報告されました。

◆美浜町と本学の双方で活発な意見交換がなされました。