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子ども・若者支援地域ネットワーク形成のための公開講座を開催しました

2012年10月23日

 日本福祉大学心理臨床研究センター(名古屋キャンパス)では、内閣府「子ども・若者支援地域ネットワーク形成のための研修会」事業の 指定を平成23年度から受けています。これは、発達障害やひきこもり、虐待や非行など、様々な要因から社会生活を円滑に営めない子ども・若者への総合的な支援を推進する事業で、内閣府の指定を受けた全国19の市及び大学で実施されています。本学では子ども・若者支援に携わる方を主な対象に全5回の研修会を計画しながら、第1回と第5回については当事者や家族、一般市民も参加可能な公開講座としています。その第1回目が「生きづらさをかかえる若者の現状と支援課題を考える」と題して、10月20日に名古屋キャンパスで開催されました。

◆公開講座には70人を超える参加者がありました

 公開講座は、愛知淑徳大学心理学部の後藤秀爾教授による講演「精神障害・発達障害・ニート・ひきこもりなどの若者と支援-心理臨床(家庭臨床)の立場から-」から始まりました。自閉症スペクトラムの子ども・若者らに対する臨床経験が豊富な後藤教授は、当事者が抱える困難とその背景、支援する立場に求められる姿勢などについて詳しく話しました。続いて行われた講演は、日本福祉大学心理臨床研究センター長の山田麻紗子准教授(子ども発達学部)による「犯罪・非行の若者の現状と支援-心理臨床(児童虐待と非行)の視点から-」でした。事例をもとに虐待の起きる状況や被害から非行へ進む過程などを説明した山田センター長は、早期発見と組織的な連携による対応の大切さを強調しました。

◆後藤教授(左)と山田センター長が「若者の生きづらさへの支援」について講演しました

 講演を受けて行われた全体討論では、参加者からの質問が相次ぎました。社会福祉協議会や学校の現場で相談を受けたり、ケースに直面する方々からの切実な問いに、講師からは「たとえ専門家であっても一人で解決できることではなく、連携のもとで情報や考え方を共有して対応すべき。また、被害者の親や家族・親族が抱える問題も関わることなので、世代と範囲を広げて注意深く丁寧に見守ること」などのアドバイスがありました。

◆具体的な支援のあり方について意見が交わされた全体討論

 次回の公開講座は、2013年1月27日にシンポジウム「支援現場から子ども・若者支援を語る」と題して行われます。福祉や法律の立場から、地域や家庭の場で支援に携わる専門家の方々によるパネルディスカッションを予定しています。