在校生・卒業生の声

社会福祉学部4年(取材時) 松本 大樹
石川県/北陸学院高等学校 出身
社会福祉学部4年(取材時) 松本 大樹さん

在学ギャップイヤーの活動

私は生活困窮者支援をされている「NPO法人ささしまサポートセンター」にて、様々な活動をさせていただきました。NPO法人ささしまサポートセンターは様々な活動を行っています。相談支援や居場所支援、学習支援など、その内容は多岐にわたっています。そのため、私も毎日異なる場での活動に参加させていただき、様々な経験を通して多くの学びが得られたと感じています。
また、表立った活動だけではなく、裏方とされる事務作業などもさせていただきました。外側から見えている部分だけではなく、こうした中に入らないと見ることができない部分も見せていただけたことで、NPO法人という組織全体を俯瞰することもできたと感じています。
そして、講演会などといったイベントの運営にも携わらせていただきました。これまでは学内でのイベントを企画したことしかなかったため、学外でのイベントは発見や学びの連続でした。「学生」としてだけではなく、「人」として今後に活かすことができる経験をたくさんさせていただくことができ、大変嬉しかったです。

在学ギャップイヤーで学んだこと・経験したことについて

在学ギャップイヤーの活動で現場に身を置いたことで、大学での学びが今までよりも鮮明に浮かび上がってくる感覚を覚えました。様々な経験をした中で私にとって最も大きな学びは「私自身が未熟であると再認識したこと」でした。現場で活躍されている方々を目の当たりにすることで、その偉大さに感心すると共に自分自身の至らなさを感じたのです。しかし、こうした経験が私の成長への起爆剤となってくれることを確信しています。今後も採長補短を心がけ、貪欲に真似し、自分の力としていくことができるよう学びを続けていきたいと思っています。
思い出に関してはたくさんありますが、やはり多くの方とお話しできたことが思い出です。大学の中にいるとどうしても自分と近いコミュニティとの関わりだけで毎日を過ごしていくようになりますが、ささしまサポートセンターで活動をしている際は老若男女、様々な方と関わらせていただくことができました。自分より年上の方からはもちろん、年下の方からも学ぶことがたくさんあり、多くの刺激をいただくことができました。
あっという間に過ぎた4ヶ月間ではありましたが、毎日が濃密で新しい発見に溢れていました。このフィールドワークを契機として今まで以上に学ぶことの楽しさを感じています。