教育・心理学部 お知らせ
トップページ 教育 学部・学科・大学院 教育・心理学部 教育・心理学部 お知らせ 野尻ゼミ(社会福祉学部)と工藤ゼミ(教育・心理学部)の学生が「子ども食堂+遊び場」を共同で運営しています
野尻ゼミ(社会福祉学部)と工藤ゼミ(教育・心理学部)の学生が「子ども食堂+遊び場」を共同で運営しています
工藤ゼミでは、「インクルーシブ保育」をテーマにゼミ活動を行っています。誰も排除しない保育について、様々な活動を通して考えています。
2024年度からは、社会福祉学部の野尻ゼミに加わり、教育・心理学部の工藤ゼミも主に毎月最終土曜日に「子ども食堂+(プラス)遊び場」に参加しています。子ども食堂「ふぁみりー基地」略して「ふぁみ基地」は、社会福祉学部の野尻ゼミの学生が「地域の居場所」をめざして、継続して活動しているものです。遊び場は、「遊び」を通して、誰もが子ども食堂に来やすくすることを目的にしています。また、保護者の方には、ふぁみ基地にいらしていただいた時は、子育てや日常から離れて、コーヒーを飲んでゆっくり過ごしていただきたいと思い、カフェコーナーも用意しています。
共同で活動を行うので、ゼミで、野尻ゼミの学生に「ふぁみ基地」での活動について説明してもらいました。また、子ども食堂の目的の重要なキーワードである「地域福祉」について、社会福祉学部の野尻先生にレクチャーいただきました。教育・心理学部では「地域福祉」について学ぶ機会が少ないため、とてもよい機会になりました。
2つのゼミが子ども食堂に関わることになりましたが、それぞれの学問領域の違いからか、「地域の居場所づくり」へのアプローチに違いがみられ、どのような目的で活動に参加しているのか、両ゼミで話し合いを行わなければいけないこともありました。また、工藤ゼミの中でも、遊びの運営や準備、目的やそれを達成するための方法など、考えていかなければならない課題が山積していますが、活動を進めながら全員で知恵を出し合い1つずつ解決しつつあるところです。
今まで実施した「遊び場」は、トイレットペーパー粘土(6月)、流しそうめんとゼリーづくり(7月)、夏祭り(9月)、映画鑑賞とパフェづくり(9月)、運動会(10月)です。
多世代の交流の場、地域の居場所として、そして、地域を巻き込みながら保育を展開するインクルーシブ保育について、これからも取り組んでいきたいと思います。