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【教育・心理学部】遠藤ゼミが児童養護施設で、学生が考案した幼児向けの遊びを実践しました

レポート
2024年09月26日

遠藤由美教授のゼミ生が、児童養護施設を見学し、考案した幼児向けの遊びを実践しました。

これまでゼミ活動として児童養護施設幼児と遊ぶ機会がなかったため、予めどんな遊びを実践するのか、何に注意すべきなのか、打ち合わせを行いました。

考案・実践した遊びは2つで、1つは、ストロー飛行機づくり。
飛行機に好きな絵や模様を描き、ストローを吹いて飛行機を飛ばすシンプルな遊びですが、大きさや重心、ストローの吹き方によって大きな差が出ました。

もう1つは、ダンボール箱への玉入れです。幼児たちは学生の装飾したダンボール箱に興味津々で積極的に参加してくれました。遊ぶ際に怪我をしないよう、毛玉の形や玉入れの形、遊び方に工夫を凝らして実践することで、感触や玉を投げる際の力の使い方、コントロールなど、基礎的な運動原理を学ぶための実践を行うことができました。

施設の担当職員の方からは、「これまで体験したことのない遊びに触れることができ、子どもたちの目が輝いていたのがとても印象的だった。」「学生にとっても実際に幼児と関わる機会が特によかったと感じた。」と感想が寄せられました。学生たちも初対面の幼児と関わる際には遊びを通して距離を縮めていく方が良いことを実感し、幼児に「また来てほしい」と言われたことが大きな力になりました。