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ヤマハ発動機株式会社のブースアシスタントとして「第52回国際福祉機器展」に参加しました

レポート
2025年10月20日

2025年10月8日(水)~10日(金)に東京ビッグサイトで開催された「H.C.R.2025 第52回国際福祉機器展&フォーラム」に、ヤマハ発動機株式会社のブースアシスタントとして学生が参加しました。

この取り組みは、ヤマハ発動機株式会社(ランドモビリティ事業本部SPV事業部JWビジネス部)と本学スタートアップセンターが、まずは「お互いを知ろう」をテーマに相互交流を開始したことを契機として始まった取り組みの継続企画です。

参加メンバーは、学内掲示板での告知を通して集まった学部学生5名です。
直前には美浜キャンパスでヤマハ株式会社担当者様による事前学習会を開催いただきました。
学習会では、展示される電動車椅子の機能や来場者対応のポイントなどについて丁寧にご指導いただき、学生たちは安心して当日を迎えることができました。

なお、ヤマハ発動機株式会社との連携事業の第1弾となった、「こどもの福祉機器展~チャレンジドフェア~」(8月30日-31日)での活動を通じて、ヤマハ発動機担当者様から「活動をより印象づけるユニフォームの導入」をご助言いただきました。今回は、参加学生が自らデザインしたオリジナルポロシャツを着用し、統一感のあるチームとして活動に臨みました。

活動終了後の終礼では、振り返りの機会をいただきました。
参加学生からは、実際に車椅子を利用される方と対面し、どのように使用されているかを実感することができたということのほか、移乗の難しさや、初めて電動車椅子に乗られる方や前モデルからの乗り換えによる戸惑いなど、体験を通して得られた課題感「少しの違いでも使用者にとっては大きな影響がある」といった振り返りがなされました。ヤマハ発動機の皆様からも、学生の振り返りに対して高い関心と評価をいただくことができました。

今回の取り組みは、学生にとって福祉機器の最前線に触れるだけでなく、企業との協働や実践的なコミュニケーション力を養う貴重な機会となりました。
何より、ヤマハ発動機の皆様の温かいご支援とご指導があったからこそ、安心して充実した活動を行うことができました。

産官学連携研究の取り組みを通じた成果を社会への還元・発展に寄与するのみではなく、今後もこうした学生の学びと成長を支援してまいります。

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