在校生・卒業生の声

岸 航平
岐阜県/加茂高等学校 出身
岸 航平さん

公務員を目指した理由

名古屋市

住民が安心して暮らすための生活を支えたいと感じたためです。大学在学時に子どもの余暇支援活動、フィリピン貧困地域でのストリートチルドレン支援活動など様々なボランティア活動を経験しました。その中で、人のために動ける事にやりがいを感じ、住民の生活を支える公務員になりたいと感じました。
また、大学で福祉について深く学ぶ中で、ケースワーカーや児童福祉司といった職種に関心を抱いたことも公務員を志望した理由の一つです。

就活体験記、思い出

3年次に市役所のインターンシップに参加。市民に寄り添い懸命に働く職員の姿に感銘を受け、公務員試験を受験する事を決意。その中でも特に児童虐待について関心があったため、児童相談所への就職を意識し、政令指定都市の福祉職を志望しました。
私は、学内の教養試験対策講座、専門試験対策講座を受講し、勉強を進めました。
3年次は1日2.3時間。直前期は、1日12時間机に向かいひたすら問題を解きました。
上がらない模試の点数と近づく試験日に焦りやストレスなどありましたが、公務員を目指す友人と一緒に勉強し、励まし合い支え合い乗り越えました。(私が燃え尽きてしまった時、友人と夜の学校のベンチで長く語り合ったのが今となっては思い出です。)
面接対策に至っては、キャリア開発課、ハローワーク、資格の大原などの機関を最大限に利用。何度も模擬面接を実施しアドバイスを頂きました。
一緒に頑張れる仲間、支えてくださる教職員の方々が近くにいた事が私にとって大きかったと思います。
就職活動を終えて実感したのは、続ける努力の大切さです。
特に公務員試験は勉強時間が長く、途中で辞めたくなる事もありました。
しかし、その際に諦めず目標のためにやり続けた事が自信になり、結果に繋がったと思います。
上手くいく事ばかりではないのが就職活動です。適度な気分転換や、周りに頼る事も忘れず、最後まで諦めずに頑張ってください!

行政専修での学びについて

行政専修では、公務員の職種に関する企画が多くありました。
1つ目は、公務員プロジェクトです。
現職公務員から実際に抱えている地域の課題を受け取り、最終的に私たち学生から改善策などを発表します。
私が所属するグループは、美浜町の街づくりについての課題を受けました。
プロジェクト実施の際には、行政と住民の双方の目線を意識。メンバーと協力し、美浜町の現状の調査や、住民から意見を聞くなどして、目に見える部分だけではない本質の部分を捉える事ができました。
プロジェクトを通して公務員に必要な知識や、目線を身につけると同時に、現職の公務員、住民と関わることや、大勢の方を前に考案を発表する機会を得られ、自分を成長させる貴重な機会になりました。
2つ目は公務員試験対策の企画です。
公務員試験対策の企画は、実際に公務員試験に合格された先輩の体験談を聞くことが出来ます。
合格者の実際の体験やノウハウを聞き、また気になる部分を質問することが可能なため、自分の勉強法に取り入れる事ができました。行政専修は公務員合格者、志望者が多くいるため試験対策の情報を共有できる点や、試験を共に頑張れる仲間がいることが最大の特徴です。
行政専修には、その他公務員に関する企画が数多くあります。そのため学生のうちから、公務員の仕事に触れる事が可能であり、今後の大きな経験になると思います。