在校生・卒業生の声
トップページ 教育 学部・学科・大学院 社会福祉学部|現代社会専修 在校生・卒業生の声 前田 拓さん

前田 拓さん
2021年3月卒業
- 就職・進路先
- 名古屋市立西陵高等学校 (名古屋市教育委員会)
恩師の教育に向ける熱意に触れた経験が高校教員になった今も私を支えています。
初めて福祉の世界に興味を抱いたのは中学の時です。デイサービスのボランティアに参加したことで“人のために行動する”魅力を知り、名古屋市で唯一、福祉科の授業があり、現在の勤務先でもある市立西陵高校へ進学しました。そこで福祉科の先生から福祉科教諭への道を勧められたことをきっかけに、その先生の出身校でもある日本福祉大学へ。在学中はボランティアサークルの活動に夢中になって、あまり勉強した記憶はありませんが(笑)、なんとか教員免許と社会福祉士国家試験受験資格を取得することができました。教職課程の講 義で特に大きく影響を受けたのが小林洋司先生の「福祉科教育法」です。自分が作成した指導案を小林先生に提出するたびに、「これはどうして?これはどういう意味?」と、自分自身で不足点に気づけるように導いてくださいました。それが“学び方を学んだ”という大きな手応えとなり、「生徒と一緒に考える先生でありたい」という私の教師人生を支える志になっています。小林先生の教育への熱意が、今の私をつくってくれたと 感謝しています。