社会福祉学部 お知らせ
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総合政策専修1年生を対象とした企画を開催!
7月3日(木)に、社会福祉学部・総合政策専修の1年生を対象に、専修企画としてゲストスピーカーを招いた講演会が行われました。総合政策専修では地域住民と協働できる公務員の養成に力を入れています。この日は、ハローワーク(公共職業安定所)半田の職員の方に来て頂き、公務員の仕事の内容と魅力についてお話して頂きました。
最初に、人材マッチング企画部門の高柳様から、「ハローワークの職員は国家公務員だということを知っていましたか?」という問いかけから始まり、簡単にハローワークの概要を説明して頂きました。
次に、同部門の八木様から、大学生の時にどう就職活動をされてハローワークに入られたかお話頂きました。HPだと分からない事も多いなか、説明会や見学に積極的に参加されて、綺麗事だけではなく本音も教えてくれる職場の雰囲気の良さが決め手になったそうです。
またハローワークの仕事の魅力として3点挙げられました。
①労働のプロフェッショナル(労働の知識を活かしていろんな視点でアドバイスでき、異動があっても労働に関わる点で同じなのでやりやすい)
②人生の転機における初めての相談相手(失業、育児、介護といった重要な局面で最初に支援できる)
③ワーク・ライフ・バランスの充実(育休制度を扱う仕事だけあって育休など取りやすい)
最後に、専門援助部門の林様から、公務員なので異動の大変な部分はあるが、最初の下積みがあってこそ、その後、自分のやりたい仕事できるようになることを教えて頂きました。特に障害者雇用の援助は、就労移行支援や継続支援の事業所などと連携しながら行い、とてもやりがいがあると言われたのが印象的でした。
学生たちは、ハローワークの職員が国家公務員だということを知らなかった者も多く、また職業紹介だけではなく人材育成やマッチングも行うことに驚きながら、熱心に聞き入っていました。質疑応答では「将来、(生活保護受給者を支援する)ケースワーカーを目指しているが、ハローワークとどう連携するのか?」という質問に、ハローワークの就職支援ナビゲーターを通じて連携を行う旨、ご回答がありました。
社会福祉学部(総合政策専修)では、地域住民や生活に困難を抱える人の立場・視点から政策を考えることのできる力を涵養しています。


(担当教員:小林勇人)