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三重県東員町の職員の講演を聴きました!(社会福祉学部)

レポート
2024年10月01日

 7月4日(木)に、社会福祉学部・行政専修の1年生対象の専修企画として、ゲストに三重県東員町の職員(地域づくり応援課)の内田恭史さんをお招きして講演会を行いました。社会福祉学部行政専修では地域住民と協働できる公務員の養成に力を入れています。この日も「行政と地域の参加・協働のチャレンジ~地方公務員が果たすべき役割とは~」と題して、ご講演頂きました。

 内田さんは本学の卒業生であり、地域づくりに日々奮闘されていますが、「なぜ地域づくりが必要なのか、何が地域づくりなのか」を中心に、事例を交えながら分かりやすくお話して頂きました。個別の課題を短期的に解決するだけではなく、「自立的・持続的な地域づくり」という目標に向けて行政や自治会を中長期的に変革していくことの重要性が説かれました。 学生たちは、将来の進路として公務員に関心がある者も多く、また地域における一人の住民として、地域づくりの重要性やプロセスのお話について熱心に聞き入っていました。

 質疑応答では、「自立的な地域づくりに向けて中長期的な取り組みが重要とのことでしたが、公務員は数年で配置転換があるなかでどう継続されていますか?」といった鋭い質問もでました。

  このように社会福祉学部行政専修では、地域住民や生活者の立場・視点から考えることのできる力を涵養しています。

(担当教員:小林勇人)