社会福祉学部 お知らせ

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「知多市役所」・「知多福祉サポートちた」様のお話を聴きました(社会福祉学部・経済学部合同)

レポート
2024年05月28日

今年度の社会福祉学部・経済学部合同授業「政策形成実践特講Ⅰ」については4月にスタートしましたが、去る5月23日(木)に、学生らが取り組むテーマの紐解きとして、知多市、地域福祉サポートちた様から地域課題のレクチャーを行っていただきました。

まず、知多市役所企画部市民協働課の青木様より、「知多市の地域課題と地域支援施策」をテーマに、知多市の地域コミュニティの現状を具体的にお話しいただき、市が展開している取り組みについて、「地域担当職員制度」「コミュニティ事業交付金」「地域活動担い手育成事業」「地域カルテ」などに分けて説明してもらいました。

続いて、地域福祉サポートちたの市野様からは、「知多市市民協働の取組」と題して、団体の沿革や知多市における連携・協働の変遷を辿りながら、市民主体のまちづくりとは何かということについて、考察を展開していただきました。

知多市パートの学生としては、今回提示された「これからの時代に合った地域活動を検討するための枠組みについて考える」という大きなテーマを、本日のご講演を受けて、「一人一人が当事者として、地域問題にどう向き合えばいいのか?」というふうに置き換えて理解を試みました。

なお、次回は、今回学んだ内容をベースに、自主研究の成果を持ち寄って、グループでの議論を行っていきます。

(担当教員:田中優)

  

  

【参加学生の主な感想】(抜粋)

〇今回、多種多様な知多地域の問題について講義していただいたが、いくつもの原因が関連しており、簡単には解決できないということを理解できた。今後は、グループで丁寧な調査などを行って、最終提案に結び付けられればと考える。

〇市役所やサポートちたのみなさんは、地域の課題にとても真剣に向き合っていると思った。また、想像以上に、地域には問題があって、アプローチも非常に多く考えられ取り組まれていることが理解できた。ただ、どれが実効的なのかはわからなかったので、自分たちでもきちんと調べていきたい。