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社会福祉学部・経済学部の合同科目「政策形成実践特講Ⅰ」が始まりました!!

レポート
2024年04月23日

 2022年度までは行政専修の1年生だけに開かれていた「公務員チャレンジプロジェクト」(課外プログラム)を装いも新たに、23年度からは、社会福祉学部・経済学部との合同科目「政策形成実践特講Ⅰ」(正課授業)として開講しましたが、今年度も、418日(木)に、第1回目の受講生オリエンテーションを行いました。

この科目のねらいとしては、フィールドである東海市と知多市において、現職の公務員や住民の方などが実際に直面する地域課題に取り組ませることで、政策の形成に必要な着眼点や心構えについて、早期に身に着けてもらうように考えています。また、現職の公務員や地域住民の皆様方との交流を通じて、公務員などの仕事内容の具体的イメージをつかんでもらい、将来、公務員になることをめざす一年生の、キャリア形成にも役立てていきます。

なお、次回は、それぞれ、東海市役所・知多市役所のご担当者様より、地域課題のレクチャーを行っていただく予定にしています。

(担当教員:角崎洋平・田中優)

  

☆【418日第1回目の内容】

1.簡単な教員自己紹介

2.科目の趣旨・すすめ方・単位認定等説明

3.市町村の行政の仕事や課題について(※国・都道府県との違いを中心に)

4.政策の方法について(ナッジ的な考え方などを紹介)

5.質疑応答

6.各パートに分かれての話し合い(東海市・知多市)

   

  

☆【参加学生の主な感想】(抜粋)

〇一つの問題に、一つの原因があるとは限らず、さまざまな原因によって、「問題」が作り上げられているということが分かった。

〇実際に起こっている問題の背景まで考えて、これからのグループディスカッションを展開し、最終の政策提案につなげられたらいいと思った。

〇一つの課題を解決するためにも、いくつもの政策や取り組みが考えられるが、明快な正解がないというのは難しいと感じた。

〇政策を立案するにあたり、お金の問題などもあるが、場当たり的ではなく、具体的に考える必要が大切だと知ることができた。