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【社会福祉学部行政専修】法務教官講演会を行いました!

レポート
2023年10月13日

105日(木)、社会福祉学部行政専修における1年次ゼミ「総合演習」において、対面式のゲストスピーカーによる講演会が行われました。本学では、地域の実践の場から学ぶ地域志向教育を全学的に推進しており、司法公務員の一端を知るということもあわせて、当該演習科目において実施されました。

この日は、豊ケ岡学園で法務教官をされている伊東美貴子様(本学卒業生)をゲストスピーカーに迎え、「法務教官という仕事について」というテーマのもとにご講演を展開していただきました。1年生なのでほとんど法務教官の仕事について知らない学生たちでしたが、講師の伊東様からは「少年院は罰をあたえるところではなく、健全育成のための教育を行うところ」というお話が最初の方にあり、そのうえで法務教官のお仕事についてお話をされました。問題を抱えた子どもとのかかわり方など、伊東様ご自身の経験を交えたお話に学生はよく頷いていました。また、「護身術もならうんだよ」という話もあり、実際、その実演もあり、大いに盛り上がりました。

このように、社会福祉学部(行政専修)では、実社会と繋がった「活きた学問」の展開を図り、地域住民や生活者の立場・視点を感じ取る力などをこれからも涵養していきます。

(担当教員:湯原悦子、角崎洋平)

  

【受講学生の感想(抜粋)】

◎最後におっしゃっていた、「自分の人生は自分のもの。主体的に生きよう」という言葉がとても印象に残った。今までの自分の人生を振り返ってみると、受け身な時が多いと感じた。自分の人生だから、これからはもっと自分から行動したり、調べたりして、自分らしい人生にしていきたいと考えた。

◎伊東教官の「その人の記憶に残る支援がしたい」という言葉が印象的だった。私はどんな支援をしていきたいのか、もっと色々と考えたい。インターンシップに最近いくつか行っているが、可能なら少年院にもぜひ訪れてみたい。

◎法務教官と聞いて、何か堅苦しいイメージがあったが、実際は少年たちの健全育成のために、愛をささげるプロフェッショナルであるということに気づいた。とてもやりがいのある仕事と感じたので、私も将来、こういった職に就きたいと考えた。

伊藤様によるご講演風景