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知多市・南粕谷校区にてフィールドワークを行いました!(経済学部・社会福祉学部行政専修の合同科目「政策形成実践特講Ⅰ」)

レポート
2023年08月30日

昨年度までは行政専修の1年生だけに開かれていた「公務員チャレンジプログラム」(課外プロジェクト)を装いも新たに、経済学部との合同科目「政策形成実践特講Ⅰ」(正課授業)として開講しています。

先日、821日(月)と25日(金)に、全体を2グループに分けたフィールドワークを行ってきましたので、その概要を紹介します。

まず、南粕谷小学校において、当該校区のまちづくりの中心である「南粕谷ハウス」の誕生経緯や活動内容等について関係者からお話しいただき、小学校と地域の連携について、学校内の関連施設を巡りながら説明を受けました。その後、ハウスに移動し、日頃は地域の方に提供されているランチをいただきながら、学生たちがここまで調査・議論してきた中での疑問点を、関係者の方々に質問として投げかけました。今回のフィールドワークのねらいとしては、「地域を知る」「地域活動及びそれらに関わっている主体について理解する」というものでしたが、以下の気づきにもあるように、学生にとっては非常に有意義な演習となりました。

なお、9月後期以降は、ここまでに学んだ内容をベースに、いよいよ、各グループの設定テーマに関する政策提案をまとめていくことになります。

(担当教員:田中優)

  

【参加学生の主な感想】

〇自分が思っていたよりも良い経験になった。スタンプラリーなどの施策や高齢者向けの援助は、ここから発展させる余地が大いにあるなと考えた。子供が楽しめてそれによって高齢者の助けになり地域の活性化につながる施策を今後考えていきたい。

〇南粕谷ハウスでは“お助け会”といったものが存在し、困りごとがあればそこで解決ができるといった仕組みが整っていてかなりレベルの高い地域と感じた。地域と学校が信頼関係を構築できているところが魅力的に映った。

〇地域住民の交流を作るために今回伺った知多市では、小学校を拠点とした学習のまちづくりをしていてその取り組みに関心を持った。まずスポーツを中心とした新旧住民の融和や地域文庫の提供などの取り組みに興味がわいた。学校を開放することで地域の連帯感も深まり、子供の学習状況を身近に把握できるほか、子供にもボランティアに参加する意欲を向上させる狙いだという取り組みに関心を持った。