社会福祉学部 お知らせ

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岐阜県下呂市における地域支援(持続可能なまちづくり)について(5月28日、行政専修・田中優ゼミ)

レポート
2023年06月01日

2021年より取り組みを進めている、社会福祉学部行政専修・田中ゼミと下呂市金山地区との協働ですが、今回は5月28日(日)に、廃校舎施設を活用した学生企画(4年生によるゴールボールイベント)および2年生による地域調査(地域住民の方との対話も含む)を展開しましたので、その一部模様をご紹介します。

ゴールボールイベントの様子
閉会式(表彰式)の様子
会場となった旧東小学校の玄関掲示
ゴールボールの説明・ルールの掲示
地域の方へのインタビュー調査
地域調査でボルダリングジムを訪問

【学生の感想】

〇イベントに地域の方が来てくれて、また、楽しんでいる様子をうかがえてよかった。ただ、今回は、事前の準備に思っていたより時間がかかったことや、当日の想定が甘くその場になって対応することも多いと感じたため、今後はより綿密に準備をする必要があることを学んだ。あわせて、就活との両立もしながら行っていく必要がある。<4年生>

〇子ども達が笑顔になっている姿が何度もあり、2年生が応援隊となって盛り上げてくれていて、一緒に活動している一体感を感じました。事前の最終打ち合わせのときは、失敗するかもという予想ではあったが、当日は臨機応変に各々が対応し、午前中で何度もリハーサルをやっていたので、本番はスムーズに行うことができ、上手くいった部分もあったと思います。<4年生>

〇私は地域おこしをする際にリスクを負わない方が良いと考えていた。しかし、今回佐々木さんと鈴木さんのお話を聴いて、人口が減少している地域ほどリスクを負うべきなのではないかと考えた。リスクを負い失敗しても試行錯誤していくことが大切である。現在、(学生イベントを含め)旧東小学校を活用できているのも、試行錯誤を繰り返した結果、地域住民がイベントに参加をしてくれるようになったためなのだと考えた。<2年生>

〇下呂市では現在、人口が減少し続けていることが分かった。特に2024歳といった若い世代の人口が少なく、中高年層に厚みのある年齢構造に変化している。この問題点としては、意見交換などの会議で若い世代の意見を交換することができないところにある。若い世代が何を求めているのかを知る機会が少なくなるという点が弱点となっているため、地域を活性化させることを抑制させているのだと理解した。<2年生>