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遠隔講義(Zoom配信)で、総務省職員の講演会を行いました!

レポート
2023年05月23日

2023519日(金)、社会福祉学部前期科目「行政学」において、Zoomを用いたゲストスピーカーによる講演会が行われました。本学では、地域の実践の場から学ぶ地域志向教育を全学的に推進しており、国家公務員(一般職)の一端を知るということもあわせて、当該科目において実施されました。

受講生には将来、国家・地方公務員の仕事を志望している学生が多く、自らのキャリアプランニングも兼ねて、非常に熱心に学び、質問などを投げかけていました。

この日は、総務省近畿管区行政評価局に勤務されている堺管理官・林評価監視調査官をゲストスピーカーに迎え、「国家公務員の仕事」というテーマのもと、社会福祉学部生約50名が熱心に受講しました。林調査官からは、「国の行政機関」「国家公務員(一般職)の仕事」ならびに「総務省行政評価局の紹介」として、「行政相談」を契機とする行政改善事例などをお話しいただきました。堺管理官からは、「各府省の行政運営に関する調査の概要」として、「ホームページの情報提供」が“ウェブアクセシビリティ”という観点からユニバーサル(すべての人のため)に展開されているのかなど、調査分析の一端を紐解いていただきました。いずれも、私たちの知らない国家行政の内容を理解することができました。

このように、社会福祉学部(行政専修)では、実社会と繋がった「活きた学問」の展開を図り、地域住民や生活者の立場・視点を感じ取る力などをこれからも涵養していきます。

(担当教員:社会福祉学部行政専修・田中優)


【受講学生の感想(抜粋)】

  • 国家公務員について、自分の親も勤めていて、その親から話を全く聞いたことがなかったので、今日の講義で親がこんな仕事をしているだと実感しました。国家公務員がどれだけ大変な仕事なのか、やりがいのある仕事なのかなど学ぶことができました。
  • 総務省行政評価局と聞いてもどんな仕事なのか想像出来なかったが、行政相談などの機能があると分かりました。行政相談を通すことで国民の意見が行政に届いて改善に繋がっていく仕組みだと分かりました。
  • 先生のコメントでもあったが、自分が思っていた以上に、淡々と決められた仕事をするだけではなく、自分たちで問題を探りながら解決を図ることのできる、創造的な仕事なのだと感じた。

 

参考【総務省 近畿管区行政評価局ホームページ】
 https://www.soumu.go.jp/kanku/kinki.html

遠隔講義に聴き入る行政学受講生たち
堺管理官によるZoom講義