社会福祉学部 お知らせ

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兵庫県播磨町における地域支援(地域福祉計画づくり)について(2月10-11日、行政専修・田中優ゼミ)

レポート
2023年02月17日

今年よりあらたに、社会福祉学部・行政専修田中ゼミは、兵庫県播磨町における地域福祉計画づくりに、「ヨソモノ・ワカモノ」の視点を最大限に活かしながら、関わることになりました。今回は、10金曜日に地域資源調査を町役場職員のご案内で行い、11土曜日に、地域住民の方とワークショップを展開し、地域福祉計画の方向性やアクションプランを取りまとめましたので、その模様を報告します。

*播磨町の歴史の説明を受けています
*社会福祉協議会の取り組みについて学んでいます
*播磨町の居場所づくりを展開している方の説明を受けています
*初日(10日)のフィールドワーク気づきを共有しています
*ワークショップにて、周囲の方とのアイスブレイクです
*ワークショップでグループのアイディアをまとめています
*今後のアクションプランを整理しています
【学生感想】
  • 今回の播磨町の取り組みを通じて地域福祉計画の住民参加の重要性について学ぶことができた。地域住民が町についての改善案や、どうあってほしいかなどを集まって話し合うことで、行政だけでは出ないような地域の課題などを出すことができていた。また、こういった話し合いの場を提供することにより、まちづくりに興味を持っている人と人を繋ぐことができると理解でき、住民の主体性を育てるうえで必要なものだということが理解できた。
  • 今回改めてワカモノ・ヨソモノの視点は大切だと思った。ワークショップを通して、地域の方からたくさん「このまちをみてどう思った?」「若い人から見るとどう思う?」と聞かれた。答えるたびに「そう思うんや〜」「当たり前だったから思ってもなかった」「その意見どんどん付箋に書いて!」など発言しているのがとても印象的だったからである。また地域の方は僕が発言するたびに否定するのではなく、全てを受け入れてくれたことにとてもありがたみを感じたし、とても良い雰囲気で話し合いができたと思っている。
  • 今回の播磨町の取り組みで、住民の主体性について考えることができた。地域のために何かを行いたいと思っている人や、地域を盛り上げていきたいと思っている人は一定数いると思うが、一人で行動できる人は少ないと思う。そういった人に対してこういった場所の提供をすることで、地域についてのことを他の住民と意見交換することや、自分が行いたいと思っていることを話すことができる。実際に地元の大学生で、活動したいが一歩踏み出せていなかった人がいたが、つながりが持てたと話していた人がいた。そのため、このような場の提供が今後より必要になるのではないかと考えた。
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