看護学部 教育・学位授与の方針と求める人物像

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看護学部 (2024年度入学生対象)

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

看護学部は、学生ひとりひとりが、自ら学び、考え、問う力を育み、人々に関心を抱き理解を深める感性を涵養し、個別性に対応できる看護の実践能力を備え、地域社会の保健・医療・福祉に対して真摯に対応できる看護専門職の育成を理念としており、以下の知識および能力を得た者に学位を授与します。

  • 高いコミュニケーション能力をもち、基礎的な看護実践能力を備えた確実な実践ができる能力・知識を身につけている者
  • 保健・医療・福祉に関連する専門職種の役割を認識し、看護専門職として協働性を発揮できる者
  • 地域社会の保健・医療・福祉に対して真摯に対応できる者
  • 自ら学び続ける能力をそなえた者

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

  • 「日本福祉大学スタンダード」を基本とした4つの視点(伝える力、見据える力、共感する力、関わる力)を重視し、基礎的な要素に重点をおき、複雑さを抑え、簡潔で柔軟性のある科目配置とし、総合基礎科目、専門基礎科目、専門科目の3つの科目群で構成する。
  • 総合基礎科目は、経済学部と国際福祉開発学部と連携することにより、専門領域に偏らない広い知見と判断力を養い、共に学ぶ機会をもつことで、互いが活性化できるように科目の充実をはかる。
  • 専門基礎科目は、様々な健康状態にある人々を対象とする看護にとって重要な要素である、身体の構造と機能、心のはたらき、主な疾病と具体的な治療方法、健康を維持するための支援方法と社会生活を支える機能について習得できるように、『身体とこころのはたらき』、『疾病と治療』、『健康支援と社会生活のしくみ』の3領域で構成する。
  • 専門科目は、『看護学基盤領域』、『看護学実践領域』、『看護学統合領域』の3領域で構成する。『看護学基盤領域』を通して、看護実践能力に必要な基礎的知識と技術を習得し、『看護学実践領域』において、様々な対象者や場において看護を実践するための能力を身につけ、『看護学統合領域』において、既存の看護学の学習を文字通り統合し、基礎的な看護実践能力を修得する。
  • 社会福祉、介護、リハビリテーション、医療・福祉マネジメント等、関連する専門職種との連携を実感できる編成とする。

入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

1.求める学生像

本学部では、以下のことに意欲を持って取り組む人材を受け入れます。

  1. 「看護」をしたいと思う人(目的意識の強さ)
  2. 主体的に学ぼうとする意欲を持つ人
  3. 他者に関心を向け、理解しようとする人
  4. 保健・医療・福祉について広く関心を持つ人
  5. 地域社会への貢献をめざしたい人
  6. コミュニケーションの基礎となる国語力を有している人
2. 入学前までに修得すべき能力

本学部では、入学前までに以下の力を身に付けている人を高く評価します。

  1. 高校までの基礎的な知識・技能を有している。
  2. 知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力などを有している。
  3. 主体的に学習に取り組む態度を有している。
  4. 他者に対するこまやかな視点を持ったコミュニケーション能力を有している。
  5. 他者との連携・協力により円滑に行動する能力を有している。
3. 選抜方法

本学部では、以下のように入学者の受け入れを行います。

  1. 総合型選抜では、出願資格に応じた入試区分を設けるとともに、学力の3要素と日本福祉大学スタンダードを軸に、書類選考と面接等によって入学前に修得すべき能力を多面的に評価します。
  2. 学校推薦型選抜では、高等学校の推薦を受け、小論文試験や講義受講後のレポート作成、面接等によって、入学前に修得すべき能力を多面的に評価します。
  3. 一般選抜では、多様な教科選択方式によって、入学前に修得すべき能力を多面的に評価します。