ウェルビーイング工学研究センター お知らせ

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日本福祉大学ウェルビーイング工学研究センター/スタートアップセンター 開設記念シンポジウム "Well-being for All"の実現に向けて ~自立支援のためのテクノロジーと社会実装~

お知らせ
2025年07月18日

日本福祉大学は2023年度に学園創立70周年を迎え、2025年度にはウェルビーイング工学研究センター/スタートアップセンターを開設しました。このたび、ウェルビーイング工学研究センターおよびスタートアップセンターの活動を広く社会に向けて発信するため、開設記念シンポジウムを学園創立70周年事業として開催いたします。

医療・福祉関係の専門職の方々やマネジメントに関わる方、介護テクノロジーおよび周辺技術・参入を考えている企業や団体、また障害当事者、学部生・大学院生、大学教員や研究者の皆様のご参加をお待ちしております。

日時 2025年 9月20日(土) 13:00~16:15
会場 STATION Ai 1階「イベントスペース」
主催 日本福祉大学ウェルビーイング工学研究センター
日本福祉大学スタートアップセンター
後援 公益財団法人テクノエイド協会、Tongali、日本福祉大学同窓会 ほか
参加費 無料

プログラム

13:00~

開会のあいさつ

児玉 善郎(日本福祉大学ウェルビーイング工学研究センター長、工学部教授、元学長)

13:10~

【講演1】 「ICFの視点で福祉機器を利活用した自立生活支援」

大橋 謙策(日本福祉大学客員教授、日本社会事業大学名誉教授(元学長)、
公益財団法人テクノエイド協会顧問(前理事長))

13:55~

【講演2】 「企業や福祉施設等との共同研究・開発に求められること ~リハエンジニアとして,企業との機器開発に携わってきた経験から~」

松尾 清美(KT福祉環境研究所 所長、リハビリテーションエンジニア、
元佐賀大学医学部附属地域医療科学教育研究センター准教授)

14:40~ 休憩
14:50~

パネルディスカッション
「"Well-being for All"の実現に向けて~自立支援のためのテクノロジーと社会実装~」

パネリスト

  • 大橋 謙策(日本福祉大学客員教授、日本社会事業大学名誉教授(元学長)、公益財団法人テクノエイド協会顧問(前理事長))
  • 松尾 清美(KT福祉環境研究所 所長、リハビリテーションエンジニア、元佐賀大学医学部附属地域医療科学教育研究センター准教授)
  • 児玉 善郎(日本福祉大学ウェルビーイング工学研究センター長、工学部教授、元学長)

 

モデレーター

  • 渡辺 崇史(日本福祉大学ウェルビーイング工学研究センター幹事、工学部教授)

 

15:35~

まとめ・閉会のあいさつ

小松 理佐子(副学長、日本福祉大学スタートアップセンター長、社会福祉学部教授)

15:45~

懇親会(会場内で名刺交換会、交流会)

16:15

終了

講演テーマ・内容・講師(パネリスト)のご紹介

【講演1】 13:10~「ICFの視点で福祉機器を利活用した自立生活支援」

大橋 謙策(日本福祉大学客員教授、日本社会事業大学名誉教授(元学長)、
公益財団法人テクノエイド協会顧問(前理事長))

  1. ICIDH(国際障害機能分類)とICF(国際生活機能分類)の違い
  2. ICFの考え方を踏まえた福祉機器の利活用による生活圏域の拡大、生活行動様式の利便性の向上、生活の質の向上
  3. 障害者、高齢者が福祉機器を利活用しやすいシステムの構築の必要性
  4. 障害者、高齢者の生活ニーズに対応した福祉機器プランナーの人材と養成
講師略歴 大橋おおはし 謙策けんさく(OHASHI Kensaku)
写真:大橋 謙策
1970年4月:女子栄養大学助手
1974年4月:日本社会事業大学専任講師
1984年4月:日本社会事業大学教授
2005年4月:日本社会事業大学学長
2010年4月:日本社会事業大学特任教授
2011年4月:日本福祉大学客員教授 (~現在に至る)
2014年4月:東北福祉大学大学院教授
2022年9月:日本医療大学客員教授 (~現在に至る)

【講演2】 13:55~ 「企業や福祉施設等との共同研究・開発に求められること ~リハエンジニアとして,企業との機器開発に携わってきた経験から~」

松尾 清美(KT福祉環境研究所 所長、リハビリテーションエンジニア、
元佐賀大学医学部附属地域医療科学教育研究センター准教授)

車椅子で生活するリハエンジニアとして企業との機器開発に45年間携わってきた経験と、障害者や障害児、高齢者、難病者等から受けてきた相談支援の経験から、いくつかの開発事例(開発チームとを開発の流れなど)を紹介しつつ、開発機器の使用評価モニタリングの状況や、企業や福祉施設等との共同研究に求められることをユーザー視点に立って講演する。

講師略歴 松尾まつお 清美きよみ(MATSUO Kiyomi)
松尾 清美
1976年:大学3年(21歳)時、交通事故で脊髄損傷。車椅子となり復学
1979年:総合せき損センター医用工学研究室で福祉機器と住環境の調査研究開始以降、
    身体障害者の身体機能と生活方法、生活機器や生活環境の設計研究に24年間従事、
    福祉機器開発を多数行う。
2003年:佐賀大学医学部准教授,教育と移乗・移動機器や生活環境研究に従事。
    複数の機器開発会社と共同開発を行い福祉機器を上市。
2017年:一社)こうしゅくゼロ推進協議会を設立し、代表理事に就任。
2019年:合同会社KT福祉環境研究所を設立し、代表に就任。(~現在に至る)

ウェルビーイング工学研究センター/スタートアップセンター 登壇者(パネリスト・モデレータ・ごあいさつ)のご紹介

パネリスト 児玉 善郎(日本福祉大学ウェルビーイング工学研究センター長、工学部教授、元学長)
モデレーター 渡辺 崇史(日本福祉大学ウェルビーイング工学研究センター幹事、工学部教授)
まとめ・ごあいさつ 小松 理佐子(副学長、日本福祉大学スタートアップセンター長、社会福祉学部教授)
児玉 善郎 こだま よしろう KODAMA Yoshiro
渡辺 崇史 わたなべ たかし WATANABE Takashi
小松 理佐子 こまつ りさこ KOMATSU Risako

参加申し込み

参加料金

無料

申し込み方法

以下の申込フォームからお申し込みください。

※定員に達し次第締切となります。

対面会場のご案内

STATION Ai 1階「イベントスペース」

JR鶴舞駅(STATION Ai前 駅)から徒歩約6分
(〒466-0064愛知県名古屋市昭和区鶴舞1-2-32)

※イベント専用の駐車場はございません。公共交通機関でお越しいただくか、近隣の有料駐車場をご利用ください。

画像:JR鶴舞駅からSTATION Aiまでの地図

問い合わせ先

日本福祉大学 ウェルビーイング工学研究センター/スタートアップセンター事務局

日本福祉大学研究課  Email: kenkyu@ml.n-fukushi.ac.jp