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「住み続けられるまちづくりを」
~社会福祉学部「地域マネジメント実践Ⅰ」を通じた武豊町への提言~

2021年2月17日

 持続可能な世界を実現するための国際目標であるSDGsは、「誰一人として取り残さない」社会をめざすための17のゴール、169のターゲットで構成されており、このコロナ禍にあって、益々そのメッセージの持つ意味は大きいものとなっています。そして、それらの中には、本学の建学の精神に通じる考え方が多く含まれていることは自明の通りです。

***

 本学では、SDGsを推進すべくさまざまな取り組みを展開していますが、今回、社会福祉学部で展開されている「地域マネジメント実践Ⅰ」(1年次後期集中科目・担当教員:田中優教授)において、参加学生達が、「3.すべての人に健康と福祉を」「4.質の高い教育をみんなに」「11.住み続けられるまちづくりを」「17.パートナーシップで目標を達成しよう」に関連した愛知県武豊町への地域防災に関する提言を行いましたので、その報告をいたします。

 武豊町では、地域(コミュニティ)防災を支えるには、個人防災力の向上と担い手の育成が必要という認識のもと、これまでも防災リーダー・コーディネーター養成を行ってきており、また、防災ガイドブックを作り、学校教育現場とも連携しながら、地域全体の防災力の向上を図っている地域です。学生たちは、武豊町役場の担当職員や、地域における自主防災組織でご活躍の方などから、その経験・知見を学び、自分たちの課題解決提案に結び付けていきました。

 まずAチームからは、武豊町の避難のあり方について、とくに、「コロナ禍での対応」や「高齢者、障がい者に関する対応」が述べられ、次にBチームからは、「幅広い年齢層の人たちが、避難訓練の必要性を理解してくれる方法を考える」という課題設定のもと、とくに、「若者の参加率を向上させる」方策が提言されました。最後に、Cチームからは、武豊町での防災教育に関する新しい展開がまとめられ、若者らしい、スマホのアプリやGoogleストリートビューなどを使った取り組みが提示されていました。

 今回、コロナ禍で、本来なら現地を訪れフィールドワークを行う予定だったものが、すべてオンラインワークに置き換えられ、どうなることかと担当者としては不安でしたが、ズームを通じた、役場の担当職員や地域で活動されている皆さんへの調査等を学生たちは積極的に行い、グーグルスライドなどを用いたグループワークを展開することで、期待以上の成果を残すことができました。

 今後は、この提案を、一つずつ、現地の方との協働で実践していくことが必要となってきます。このように、本学では、SDGsに資する多面的な教育・社会貢献活動を展開し、さまざまな主体との連携を試みていきます。
なお、以下に、受講生の感想(気づき)を挙げておきます。

◎受講生の気づき

・人によって防災の見る視点が異なっていた。防災のことに限らず、一つの物事を多角的な視点で見ていくことは大切になってくると感じた。

・防災のことを学ぶ前に、その土地のことを理解することから始める必要があることを学んだ。

・地元の方々からお話を聞くことでしか分からないことがあることを学んだので、今後も地域との関わりは大切にしていかなければならないと感じた。

・防災に関して、多くのことを学ぶことができたので今後も防災に興味を持っていきたいと思う。

・デジタルツールはもちろんだが、広報誌や回覧板等も見て身近な地域の情報をもっと知る必要があると感じた。

・防災に限らずどんなことも繋がりが大切になってくることを学んだ。

・行政からの発信より、地域における口コミの方が影響力が大きい。

・避難所におけるTKB(トイレ、キッチン、ベッド)の重要性に関して興味を持ったので、世界で行われているものに関しても調べてみようと思う。

【最終報告会提案内容等(抜粋)】

【担当教員:田中 優(社会福祉学部行政専修)】