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福祉経営学部 尾林和子教授が欧州老年医学会(EuGMS)で「ベストデジタルポスター賞」を受賞
2020年11月11日

尾林和子 福祉経営学部教授
第16回欧州老年医学学会学術会議が、『「高齢者の健康管理のために」新型コロナウイルス感染症の教訓と課題』をテーマに10月7日~9日WEBで開催されました。59か国の参加と演題数1000件の中、日本福祉大学福祉経営学部尾林和子教授の演題が、「ベストデジタルポスター賞(Best Digital Poster Awards)」を受賞しました。

ベストデジタルポスター賞 賞状
■受賞演題
「Developing a bedside robot with monitoring and communicative functions for older people in residential care homes」
和訳:「高齢者向け住宅介護施設での見守り・コミュニケーション機能を備えたベッドサイドロボットの開発」

受賞演題のポスター
尾林教授のコメント
この度、EuGMS2020(欧州老年医学会)にてベストデジタルポスター賞を頂くことができました。この研究は「高齢者施設での見守り・コミュニケーション機能を備えたベッドサイドロボットの開発」をテーマとし、介護現場で取り組んだ機器開発PDCAを中心に報告しています。日本の介護現場の知見を活かしたシステム研究開発が、COVID-19から身を守る「新しい手段」として海外からも評価されたことに深く感動しております。改めて関係者の皆さまに感謝をお伝えするとともに、今後も引き続き、介護現場のナレッジを明文化し、発信し続けていきたいと考えております。
■ 欧州老年医学学会[EuGMS (European Geriatric Medicine Society)]について
欧州老年医学学会とは、ヨーロッパ各国に存在している「老年医学会」の総合体。
ヨーロッパの老年医学の発展や高齢化人口に適した医療サービスの開発支援などを使命としている。