トピックス
SDGsに基づく地域支援の展開~「地域に女性の力を活かす」~
2020年10月19日
SDGsは、2015年の国連サミットで採択された2030年までに達成することを目標とした持続可能な世界を実現するための国際目標です。「誰一人として取り残さない」社会をめざすための17のゴール、169のターゲットで構成されており、それらには本学の建学の精神に通じる考え方が多く含まれています。世界的に取り組まれているSDGsの達成について、本学としても重視し、「2020年度大学重点課題」の2つ目の柱として、「SDGsに資する研究、社会貢献の取り組みを推進する」を掲げて、取り組みのさらなる推進をめざしています。
そういった方針を受け、各教員・学生も、さまざまな地域において支援・協働を展開していますが、今回は、SDGsの【目標5】<ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る>に関する、社会福祉学部の取り組みを紹介します。
***
先日、大阪府東大阪市からの依頼を受け、社会福祉学部の田中優教授が、公開講座において「私にもできる地域貢献のスタイル~地域と女性をつなぐ活動とは~」と題する講演とワークショップを行ってきました(於・東大阪市立男女共同参画センター・イコーラム:第1・2研修室、2020年10月4日日曜日10:00-12:00)。
今回の取り組みでは、「女性が性別役割分担にとらわれず、地域活動に参加するきっかけをつくる」という共通テーマのもとに、参加者全員で、「地域活動における女性視点の重要性や地域社会を活発にするための方法」について学んでもらいました。コロナ禍のもと、対面でのグループワークは制約されたものでしたが、それでも、ホワイトボードミーティングの手法等も駆使しながら、全体で意見を集約・共有し、明日への活動を展望することができました。
このように、今後も本学では、SDGsに資する多面的な社会貢献を展開していきます。
【講演風景(抜粋)】


