このページのメインコンテンツへ移動
  • 受験生の方へ
  • 高校教員の方へ
  • 地域・社会人の方へ
  • 企業・法人の方へ
  • 卒業生の方へ
  • 保護者の方へ
  • 学生・教職員
  1. ホーム
  2. 学園・大学案内
  3. 学園広報
  4. トピックス一覧
  5. 地域研究プロジェクトが長野県辰野町川島地区での研究成果を発表しました
学園・大学案内

トピックス

地域研究プロジェクトが長野県辰野町川島地区での研究成果を発表しました

2018年02月19日

 日本福祉大学では地域振興をテーマに、「安心」「にぎわい」「つたえる」の3つの要素をコンセプトとして地域研究プロジェクトを開講しています。人との繋がりによる地域活性化をテーマに学びを深める経済学部「ボランティアコーディネートプロジェクト(指導教員・後藤順久経済学部教授 以下、VCPJ)では、 長野県辰野町川島地区で町おこし事業を展開しています。学生の1年間にわたる学びの成果が2月15日(木)に蛇石の里(辰野町)で開催し、学生教職員や地域住民など約40人が参加しました。

 VCPJでは川島地区が主催する地域おこし事業に参加し、長年にわたって交流を続けてきました。今年度は花街道整備や横川峡紅葉祭りへの運営支援や、全校児童が13人の川島小学校児童たちとのぴっかり踊りや同小学校運動会への参加など多様な活動を展開してきました。 当日は「川島らしい景観」をテーマに、これまでの活動への参加を通して発見した強みや提案が行われました。学生の提案を前に、今年度で本学を退職される後藤教授から、2007年から現在に至るまでの活動の振り返りと、川島の景観の考察が発表されました。報告では、2007年7月に辰野町・辰野高校・本学の3者より締結された協定からの歩みやその成果、そして学生からのレポートを基にしたテキストマイニング分析の結果が説明されました。後藤教授は、「川島地区は人口減少などの問題はあるが、魅力的なところがそれ以上に多い。幼い頃から川島に住んでいる方にとっては当たりだと思う景観は、外部の人間にとっては素晴らしいものだとすぐに分かる。地域の魅力を知る外部の方がその良さを伝えることが大切」と提言しました。そして講演の最後には、10年間の活動が地域おこしのきっかけになっていれば有り難いと言葉を結びました。

辰野町の景観と提案(経済学部3年:窪山大輔・村松俊哉)

 地域の皆さんと交流し、その優しさに触れるとともに自然の豊かさを魅力を目や舌で発見した2人。森林資源や広大な敷地を活用した自然をテーマとした施設やイルミネーションを提案しました。また自然の魅力をSNSなどを活用してアピールする必要性や、空き家を活用した店舗の運営支援など、若者を地域に呼び込むためにハードとソフトの両面からアプローチをする必要性を訴えました。

インスタ映えと町おこし(経済学部3年:岩瀨弘)

 昨年の流行語大賞にも選ばれた「インスタ映え」。若者の間で爆発的に流行するこの手法を活用したまちづくり事例を紹介し、コスト面やSNSが持つ効果などのメリットを説明しました。川島地区で魅力的な場所を紹介するとともに、地域の皆さんが景観の魅力を理解すること、地域にお金を落としてもらうための仕組み作りなどの課題も挙げました。

看板作りの過程と報告(経済学部3年:坂井謙吾)

 2000年頃から花街道各所に設置された看板は15年以上が経過し、その一部は朽ち果てた状態であるなか、その改修を学生たちが提起し、川島振興会による支援のもと付け替え作業は実施されました。坂井くんは経緯や学内で行った看板づくりの手順を紹介し、2017年9月に振興会と合同で実施された古い看板の撤去と新たに制作した看板の設置作業による学びを報告しました。川島地区の皆さんとの関わりから、その優しさと力強さを実感するとともに、社会人としての心構えを教えてもらったことへの感謝の言葉を述べました。

 経済学部3年の坂井謙吾さんは、「教室に座って講義を聞くことで完結すると思っていた大学生活とは異なり、川島地区での1年半にわたるフィールドワークは、地域の皆さんと連携し課題を解決するもので驚きや学びの多いものだった。一連の活動は通通の大学生活では決してあり得ないもの。今では自分自身が住んでいる場所よりも川島のほうが詳しくなった。この経験は大学生活のなかで1・2を争うもの、得られた学びは将来住む場所でも活かしていきたい」 と感想を語りました。

 (左)川島小学校のふるさと学習発表会に参加。子どもたちから手作りメダルが後藤教授へプレゼントされました
 (右)川島振興会の皆さんが同地区を去る後藤教授と別れを惜しみました

関連リンク