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学園創立60周年記念事業(企画:国際福祉開発学部) 国際会議 
ICoME2013を開催しました

2013年9月5日

 日本福祉大学美浜キャンパスで8月9日(金)から11日(日)の3日間、日本教育メディア学会と日本福祉大学が主催する国際会議、International Conference for Media in Education(ICoME) 2013が開催され、日本を含む8か国から研究者、大学院生(博士、修士)、学部生など、163人が参加しました。

◆二木立学長(写真左)と、影戸誠国際福祉開発学部長(写真右)による挨拶

 ICoMEは、教育における各種メディア、情報通信技術(ICT)の有効活用についての研究・実践の場であり、2003年以来、日本教育メディア学会と韓国教育情報メディア学会とが協働して開催。2011年からは中国教育工学会も参加し、特に日中韓における知見の共有、連携・協働を目指しています。

◆大学院生(博士、修士)や学部生など、
若い世代に英語による発表の場を意識的に提供している点も特徴です。

◆世界8ヶ国(日本・韓国・中国・フィリピン・インドネシア・モンゴル・アメリカ・メキシコ)から163人が参加し、
熱心な議論が行われました

◆セッションコーディネータを本学のゲーリー先生が担当しました(写真右)

 ICoMEの開催にあたり、若手研究者を対象とした研究発表募集があり、150を超える応募がありました。応募内容とプレゼンテーションの結果、15件が若手研究者賞に選ばれました。日本福祉大学と全南大学(チョンナム・韓国)の学生による協働調査とプレゼンテーションからも、2件が若手研究者賞を受賞しました。

◆若手研究者賞を受賞した本学と全南大学の学生たち

若手研究者賞・研究テーマ・報告者

研究テーマ 「Activating advertisement on Facebook based on volunteer activities conducted by both Korean and Japanese students」
報 告 者 全南大学 SongEe Kim,Jeong-ah Woo, Kwonhee cho、
日本福祉大学国際福祉開発学部 Junpei Kuno, Tamami Tsuchiya

若手研究者賞・研究テーマ・報告者

研究テーマ 「A Preliminary Study of the Perceived Usefulness of Media between Expert and Newcomer in Volunteer Service: Comparisons of Japan and Korea」
報告者 全南大学 Sanha Kang,Daeun Moon,Jewoong Moon
日本福祉大学国際福祉開発学部 Kenji Ogura,Megumi Hino

 今回の国際会議の実行委員長を務めた、佐藤慎一国際福祉開発学部准教授は、「学園創立60周年の記念すべき年に開催させていただき、光栄に思っております。会場では熱気にあふれた発表・討議が行われており、こうした場を提供できたことを嬉しく思います。日本教育メディア学会、韓国情報メディア学会を中心とする方々からは多大なる支援をいただき感謝しております。運営に際しては、国際福祉開発学部の学生にも協力してもらいました。英語を駆使し、ホスピタリティを持って参加者と接し、参加者から高い評価をしていただけたことは大きな誇りです」と語りました。

◆実行委員長 佐藤慎一 国際福祉開発学部准教授

 国際福祉開発学部長の影戸誠教授は、「学生たちは、ワールドユースミーティングなどで培った経験を生かして運営にあたりました。ICT機器の運用や外国語コンテンツの準備、当日の運営などを問題なくこなすことで、国際学会を成功に導きました。この経験を今後の学びに生かしてもらいたい」と話しました。

◆ICoME終了後に、編集作業をおこない完成したリフレクションビデオ

 本学では、学園創立60周年記念事業(2013~2015年)の一環として、2015年に向けて愛知県東海市に新キャンパスを開設し、看護学部(設置構想中)の新設と現在美浜キャンパスにある経済学部と国際福祉開発学部の移転を予定しています。
 中部地方の産業・くらしを支える海外の玄関(中部国際空港、名古屋港)に近接する大学として、地域社会や国際社会の課題に応えるため、国内外でのフィールドワークやインターンシップなど、キャンパス内外での学びを充実させていきます。

参考