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ふくしま子どもリフレッシュサマーキャンプ2013を実施しました

2013年8月26日

 日本福祉大学では、東日本大震災による被災地に対する支援の実行組織として、本学の学生・教職員が結集する「災害ボランティアセンター(通称:ボラセン)」を2011年3月31日に発足し、長期休業期間や週末などを利用して継続的に被災地支援に取り組んできました。

 このたび、ボラセンでは福島大学災害ボランティアセンターと連携し、「ふくしま子どもリフレッシュサマーキャンプ2013」を8月19日(月)から23日(金)の期間で実施し、福島県在住の小学生58人と学生・教職員46人が参加しました。このサマーキャンプは、福島の子どもたちに放射線などを気にせず遊んでもらい、子どもたちの保護者には、この期間を利用してリフレッシュしてほしいという思いで企画されました。

◆宿泊先のレシーア南知多に到着し、
全体説明を受けました。

【8月19日・20日】

 福島県在住の小学3年生から6年生を対象に参加を呼びかけ、抽選により選ばれた子どもたち58人は、福島大学災害ボランティアセンタースタッフ20人とともに、福島県を8月19日に出発。仙台港から名古屋港行きのフェリーに乗船して、翌20日午前10時ごろ名古屋港に到着しました。本学のボラセンスタッフもここから合流し、子どもたちとナガシマスパーランドを楽しみ、宿泊先であるレシーア南知多に移動しました。1時間の休憩の後、ホテルの目の前にある山海海水浴場でビーチハイクを体験しました。

◆ビーチハイクでは、自らの背中に貼られた動物など名前を当てる
「私は誰でしょうゲーム」を楽しみました。

◆夕食は大広間で美味しくいただきました。
靴も綺麗に並べることができました。

【8月21日】

 猛暑となったこの日、南知多町の自然を子どもたちは存分に楽しみました。
 内海海水浴場で地引網を体験。担当者よりレクチャーを受けてから、あらかじめ沖合に仕掛けた長い網の両端を掴み、呼吸を合わせて引き上げます。魚影が確認できるようにと、子どもたちから大きな歓声があがりました。引き上げた網にはハマチやタイ、タコ、イカ、ヒラメなどが掛かり、獲れた魚を手に取り大はしゃぎでした。
 次は待ちに待った海水浴。準備体操を忘れることなく行い、子どもたちは一丸となって波打ち際に向けて走り出しました。震災後初めての海水浴となる子どももおり、すいか割り大会や昼食時間を含めて、4時間をかけて遊びました。
 夕方からは美浜町小野浦にある中日小野浦キャンプバンガロー村に移動しバーベキュー大会の時間となりました。子どもたちはボラセンスタッフと一緒になり、薪割りや火おこし、焼き鳥づくりなどをお手伝い。地引網で取れた魚も残さずいただきました。暑さが抜けない中での実施でしたが、キャンプ場での花火大会を含めて、忘れられない夏の思い出になったことでしょう。。

◆力を合わせて網を引っ張りました。取れた魚について説明を受けた後、実際に触ってみました。

◆気持ちの良い晴天のなか、海水浴やすいか割りを楽しみました。

【8月22日】

 滞在最終日となったこの日は、中部国際空港や名古屋港水族館、名古屋城を見学して、フェリー乗り場がある名古屋港へ。本学のボラセンスタッフはここでお別れとなります。同じ時間を過ごした子どもたちや、協力して運営にあたってきた福島大学の災害ボランティアセンタースタッフとの別れに涙を流す姿も見られ、短い期間ながらも絆の深さを垣間見ることができました。本学災害ボランティアセンタースタッフで、この企画の学生リーダーである永田雄基さん(社会福祉学部2年)は、「子どもたちの笑顔が見たい一心だった。準備も大変だったが、楽しい雰囲気づくりに力を尽くした。最後まで信じて支えてくれたボラセンスタッフに感謝している」と語りました。
 子どもたちはフェリーに乗船し、23日(金)に無事、帰路につきました。

◆フェリー乗り場で子どもたちや福島大学スタッフともお別れ。
夏休みの良い思い出になるといいですね。ボラセンスタッフの皆さんもお疲れさまでした。

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