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「モリビトの会」も収穫祭を迎えました

2010年12月20日

竹林整備による里山保全を通じて、景観と文化の伝承、農業や観光の活性化をめざす美浜町竹林整備事業化協議会(通称・モリビトの会)では、ポーラス炭を使って栽培された野菜をふんだんに使った料理を囲んだ収穫祭を開催しました。ポーラス炭とは、切り出した竹を野焼きしてから粉砕したバイオ炭で、気孔に富んでいるため土に混ぜ込むことで、農作物栽培に適した土壌改良剤になります。同協議会は、地域の方々と本学の協力によって今年2月に発足し、本学経済学部の西村一彦教授が理事長を務めています。

◆朝早くから仕込みが始まり、収穫祭の準備が進みます。

収穫祭の会場は、美浜町布土地区の里山の懐にある地元農家・杉浦さんのビニールハウス。朝からメンバーが続々と集まり、準備に取り掛かりました。この日はまず、「バイオ炭(チップ上の木炭・竹炭)の土壌改良資材としての農業利用とその成果」というテーマで、会員の村林光明さんが三重県内での実践レポートを行いました。葉菜、根菜、マメ、イモ類、それにトマトやイチゴなど多種類の栽培でバイオ炭が使用され、いずれの農作物でも優れた収穫をもたらしたバイオ炭の使用量に一定の傾向が見られたことが報告されました。参加者からは、データの詳細や応用について次々に質問や情報提供がされ、お互いが学び合える意義深いものとなりました。

◆バイオ炭を使った栽培を5年間に渡って続ける村林さんの報告に、参加者も熱心に耳を傾けました。

お昼には、バイオ炭の畑で収穫された野菜がたっぷり入った豚汁や煮物が振る舞われ、餅つきも行われました。大根やニンジン、サトイモなど、すくすくと育った野菜たち。記者が会場に到着した時には調理が進んでおり、その生育の良さは写真に収められませんでしたが、食べてみれば一目瞭然。甘み・旨味が普段食べている野菜とは比べ物にならないくらいでした。会場には子どもから大人まで50人を超す人々が集まり、料理におしゃべり、栽培のノウハウについての熱心なコミュニケーションなど、それぞれが心ゆくまで楽しんだ収穫祭になりました。

◆ともに学び、汗を流した仲間と過ごした、うららかな小春日和でした。

◆同協議会では、2011年も毎月第3土曜日を中心に、美浜町の竹林整備を続けていきます。